Fedoraのアップグレードが来た! ブログが書ける!
こんばんわ、ぼくです。
さて、2014年 1回めのメジャーアップグレード、Fedora21への更新でございます。
例年、GW頃と冬の2回メジャーアップグレードがあるのが通例だったのですが今年はGWにリリースできず、冬のリリースになってしまいまして。
そんな難産だった21ということで、大幅に変わったのかといえば、私の使用範囲内ではほとんど変わらなかったというのが現実でした・・・(-_-;)
Fedora Projectとしては結構大きく変化してまして、リリースチャンネルがこれまで1本だったのが「Workstation」「Server」「Cloud」の3つに分かれます。
詳細はこちら。Fedora.next
私のようにデスクトップとして使う場合は「Workstation」を選ぶようです。
で、Gnomeなんかは結構更新されてるらしい? けれど、私が期待していたKDE5は導入が見送られたようで・・・Orz
21のスケジュールというか導入予定パッケージとしてはKDE5が入っていて、Betaあたりまでは入るっぽい感じだったんですけどねぇ。
どこでリリースが見送られたのか・・・。
一応、コアなパッケージ群は用意されていて、「kf5」で検索したらちょくちょく見つかります(Fedora20にも用意されているらしい)。
ただ、kdebase相当のパッケージが4系で、5系のものは入らないので相当頑張らないと切り替えられない模様。
一応、非公式のリポジトリでKDE5を導入できるっぽいですが、KDE4系との共存は無理なようで、さすがにメイン環境でそこまで冒険する気になれず・・・。
21で一番楽しみにしてたのがそこなんで、かなりがっかり。。。
22は遅れずにKDE5が導入されることを期待したいところです。 ただ、Fedora22のスケジュール見てたらKDE4系で行きそうな感じも見えてて怖い。 さすがに22ではKDE5に切り替えるよね・・・?
あ、見た目的には(KDEは)変わらなかったですが、もう1つ変わった点としてはパッケージ管理システムがyumからdnfに変わっ・・・た・・・?
まだ完全移行してはいないらしいですが、かなり移行準備が進んでるっぽい?
Yumといえば、2013年7月に開発者の方がひき逃げで亡くなられてしまったという悲しい出来事が有りましたが、それが影響したかどうか分かりませんがFeodra20から新しいパッケージ管理システムとしてdnfが提供されていました。
dnfが使えるようになってすぐ試したんですが、そのときは
「yumの糖衣構文かな?」
って程度で、ぶっちゃけ何もかわらねーと打ち慣れたyumに戻していて使うこともなかったんですね。
が、Fedora21になってから「そーいやdnfどうなったんだろ」って試したらあらまびっくり! めちゃくちゃ動作速くなってた!
できることはyumと同じで、プラグインの関係でむしろ少ないくらい。
まぁ通常のパッケージ管理についてはdnfも問題なく実現できるんですが、これいつからこんなに速くなってたんですかね?
yumだとかなり時間の掛かるインストールパッケージの依存関係調査処理とかがめっちゃ速くなってました。
あとパッケージのダウンロードも速くなってる? あんまりちゃんとベンチマークできてる訳じゃないんですが、体感的には倍以上速くなってる。
特に理由がないならdnf使ったほうがかなり幸せになれます。
ただ、dnfで検索してもほとんど記事が見当たらないんだよなぁ。 探し方が悪いのか・・・?
Fedora22ではdnfが標準になるようです。 リリースノートかどこかでちらっと見ただけなんでどういう効果になるのか分かってないんですが、kernelオプションになんか追加したら標準パッケージシステムがyumからdnfになるらしい・・・? apperとかのバックエンド切り替えって感じなのかしら。
ひとまず、21は動作安定してる感じです。安定しすぎててつまらn(ry
あとはdnfがかなり嬉しかった。KDE5はよ!
うーん、今回は(も?)薄い記事になっちゃったなぁ・・・。