2008年2月29日金曜日

[Win][Vista]これは原因どこだろう?

Linuxでもサイドバーをぶちあげたことだし、Winでも使っておくかと言うことでサイドバーとガジェットを集めることに。
基本的にはLinuxと同じ感じにしようってことで、
・システムモニタ
・スライドショー
は最低限揃える方向で設定しました。
そんな現在のVistaのデスクトップがこちら。

mixiと天気予報はスペースを埋めるために入れてます(ぇ 64bit版のFlashがリリースされたらFlashのガジェットも登録したいなとは思っているんですけどね。
え?32bitのサイドバーを使えって? それは負けた気がするからイヤだ(ぉ
ところで、システムモニタによるとCPUのクロック速度は2.01GHzだそうです。
Athron64X2 3800+なのでそれ自体は何も間違っていないんですが、私電源管理で「バランス」を選んでいるはずなんですよ。
バランスにしておくと、XPの際の「最小管理」と同等になり、Cn'Qが有効になるはずなんですよね。
そのため、負荷がかかっていないときは1.0GHzに落ちてくれないと困るわけで。
が、これが全く落ちてくれません。謎です。
AMDのサイトによると、VistaはデフォルトでCn'Qのドライバが適用されているために適切な電源設定がなされていたら特に何も導入しなくても適用されるようです。ただ、BIOSで切られていたらだめよ、とのこと。
もちろん、BIOSでCn'Qが有効になっていることは確認済みです。また、周波数が動的に変更可能であることも確認済みです。CrystalCPUIDにて変更は可能でした。
また、XPの頃は特に問題なくCn'Qが有効となっていたのでこれはちょっと首を傾げざるを得ません。グラボがファンレスであるため、温度が高くなるのはいただけないのです。また、普段大した負荷をかけることもないので1.0GHzで動作してもらって一向に構わないのですよ。
ちなみに、Vistaの電源管理で最小設定にすると、1.0GHzで固定になります。が、それすらも効いてくれないので、どうやらCn'Qが効いてくれないみたいですね。
Linuxでは問題なく周波数を落としてくれているあたり残念な結果です。まぁゲームでしかたまにしか起動しないOSですし、大した問題ではないかも知れませんが(笑)
まぁでも、こういう小さなところから不満は募るわけですから、やっぱXPでよかったじゃんという話になっちゃいますね^^; こりゃXPの延命に対する人々の要望は高まりそうですね。

2008年2月28日木曜日

[Win][Vista]ほんっとどこまでも独りよがりなOSですね^^

VistaSP1.png
画像に示しますように、VistaのSP1を当てました。まだWebではリリースされていないはずですね。MSDNではリリースされていたようで、講座の助教がコピーして渡してくれました。
と、言うか人柱ですね(ぇ
DVD1枚で32bitと64bitの両方に対応しているようで、便利なもんですね。
で、家に帰って早速セットアップ開始。まず、CDからsetup.exeを起動し、「SP1を適用する前に」を読む。
普段ならこんなもん軽くスルーですが、今回は空き容量が少ないため、実行環境を満たしているかチェックです。
その結果、
「32bitでは7GB、64bitでは15GBの空き容量が必要です☆」
とのこと。
うん。うちの空き容量、4GBしかないんだ てへっ
あと11GBも足りてねぇよ・・・Orz ゲーム機としてしか使う気のない(こら)OSに、そんな空き容量なんて渡してらんねーもんなーとか毒づきつつ、無茶を承知で「次へ」をクリック。
すると案の定、「空き容量が足りてねぇよゴルァ!」って警告が出たわけですが、その文言を読むと
「空き容量が5GBあったらいけるよん☆」
となっているではありませんか。
今空き容量は4.4GBちょっと。あと600MB空けたらギリいける! これなら可能性が見えてきます。
ってなわけで、ディスクのクリーンアップ、不要なプログラムの削除などを敢行。とはいえ入れたばかりのOSですから余分なものが入っているわけもなく、300MB程度しか空けられませんでした。
で、ダメ元で「再試行」ボタンをぽちっとなしてみたら、なんと次のステージへ。
えぇ。空きが4.7GB程度あれば一応実行可能です(ぇ
で、インストール開始。しばらくみっくみくになりながら待っておりましたら再起動。あがってきた後、普段の更新のように「プログラムの構成を更新しています」のメッセージが出て数分後、
「Service Packを適用しています:ステージ1/3 0%」の文字が。
これが噂の再起動ループの画面か!と思ってみていたんですが、あっけなく通過。2/3当て終わったところで再び再起動。
その後、同様に「3/3」も当て終わりまして、再び再起動。
ここまではよかったんです。えぇ、何も問題が起きなかったかに見えました。
ただ、やはり事件は起こります。
再起動後、あの味気ないプログレスバーのみが出てくるVistaの起動画面(XPのときはM$のロゴがあったのに)がありますよね? あの画面の後、なんかブートプログラムにこちょこちょするような処理画面が出たんですよ。画面の雰囲気としては、XP起動時のディスクチェックがかかるときのような。
で、いやーな予感がした訳です。以前も更新後の再起動でブートプログラム吹っ飛ばされましたからね。で、今回はどうかと思ったら、そのまま起動はしました。
ただし、SP1の適用には失敗していました。
ほんっとね、バカにしてんのかと。「適用に失敗したので更新を元に戻しています」って、元に戻されました。
えぇ、ここで何となく更新に失敗する原因が見えてきました。私のPC構成は非常に希有でして、意地でもMBRを占有したいVistaからは相性の悪い状態です。
というのも、
・SATAのPBR---GRUB (システムのMBR)
・UATAのPBR---Vista (こいつはGRUBから呼び出される)
なんて構成になっているからなんですね。で、XPまではこれでもなんの問題もなかったのですが、Vistaからはブートプロセスが変更されまして、「MBRから呼び出され、ほかのブートローダから呼び出されることはない」という前提というか条件の下動作するようになっています。
(※注意:XP以前も他のブートローダに対する配慮は基本的にありません。XPをLinuxより後からインストールすると、問答無用でMBRが書き換えられるのがいい例でしょう。)
XPまではNTOSLoderが関知するのはC:\boot.iniファイルの内容であったため、他のブートローダから呼び出されたとしても特別問題は起きなかったのですが、Vistaはどうやらブートの設定をBIOSから取得しているらしく、今の私のような構成ではブートの設定をいじれません。
というか、見ることすらできません。普通、マイコンピュータを右クリックしてプロパティを開き、「システムの詳細設定」から「詳細設定」タブの「起動と回復」を選ぶと、「起動システム」のところで「規定のオペレーティングシステム」の選択ができたり、何秒それを表示するかを設定できたりします。
しかしながら私の構成ではここに何も表示されません。BIOSの設定を変更し、UATAをMBRとするようにして起動したら見えます。
このVistaのクソ仕様が今回の事例を招いたものと見ました。詰まるところ、ブートローダに関する更新が行われる際はBIOSのブートシーケンスをVistaのシステムパーティションがあるドライブが最初にくるように設定しなくてはならないと言うことです。
まぁ大半の人がそうしているでしょうし、私のような構成にしている人はかなり少数派でしょうが、なんという面倒な仕様なんでしょう。
実際、ブートの順番を入れ替えてSP1を適用し直すと無事SP1が当たりました。
ただし、SP1を適用したためにバックアップが作られたらしく、空き容量が1GBほど減っていました。さっきでギリギリだったのにどうしてくれる!とか思ったら、今度は5GBじゃなくて6GBないとだめと宣いやがる。
どうあがいても無理だということで、仕方なくCドライブを拡張する羽目になりました。結果として5GBほど拡張してSP1を当てたことになるので、空き容量が少なすぎて失敗したという可能性も捨てきれません。
ただ、失敗した際にブートプログラム関連をこちょこちょしていたので、私の予想もそう外れていないんだと思っています。
事実、ブートの順番入れ替えたらうまく行ったんだしね。
ちなみにSP1を当てましたが、見た目には何の変化も感じられません。実際、WindowsUpdateをしっかりと適用していたらさほど更新されるパッチもないようですし。
また、SP1適用済みのDVDも用意されるとのことなので、いないと思いますがVista導入を考えているなら、もう少し待って、パッケージがSP1適用済みに入れ替わってから買うのが吉だと思います。
あぁ、SP1当て終わったことだし、拡張した容量を削って元に戻してやろうかしら・・・w

2008年2月27日水曜日

02月27日のココロ日記(BlogPet)

TVの占いで、今日は延期に気をつけた方がいいって言ってました……

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪

[Linux]Smartがいい感じ

Linuxは各ディストリビューションによってそれぞれのパッケージ管理システムを持っていることが多いです。RedHat/FedoraなどはYum、VineやDebian系はAPT、SUSEはYaSTといった具合ですね。これらパッケージ管理システムは微妙にコマンドが異なっていたりしてディストリビューションごとに使い方を調べる必要がありました。
が、それぞれの管理システムが実行できる内容はそれほど大差ないということで、複数のパッケージ管理システムの差異を吸収するアプリが開発されました。それがSmartです。HDDの情報通知を行うS.M.A.R.Tと名前が似ている(同じ?)であるため、検索する際にはちょっと注意が必要であります^^;
このSmart、なかなか優秀でございまして。パッケージのインストールやダウンロード、検索や削除といったコマンドが用意されており、smartが裏で勝手に自分の利用するディストリビューションのパッケージ管理システムを叩くというありそうでなかったパッケージです。
主だった管理システムには対応していますので、smartの扱いを覚えたら各パッケージ管理システムの主要な操作は可能となります。また、CLIでの操作が基本ですので、smartを叩くスクリプトを書けば、自動的に幅広いディストリビューションに対応したことになります。ステキ!
使った感じですが、yumより使い勝手がいいです。yumのパッケージ検索は随分時間がかかるんですが、smartで行うとキャッシュを更新しないためか高速です。yumだと問答無用でキャッシュを更新するため、確実に最新の情報ではありますが最近追加されたとか言うようなパッケージでもない限りは無駄になりがちです。
smartでキャッシュを更新しないで検索ができると言うことは、明示的にキャッシュを更新しないで検索ができるということなんでしょうか・・・。謎です。
また、パッケージの更新についてもyumより高速な気がしました。と言いますのも、yumではパッケージのDLの際は単一ダウンロードなのですが、smartでは複数ダウンロードでした。細々としたパッケージをDLする場合は複数一挙にDLする方が速いので嬉しいですね。大きなパッケージになるとうちのようなADSLでは時間がかかるため、単一で一挙にDLする方がいいかなと感じますが。
唯一面倒だと感じたのはチャンネルの追加ですね。こればっかりはなかなか自動化しにくいのかもしれません。
チャンネルというのはパッケージ管理システムのリポジトリのことで、これの追加は手動で行う必要がありました。欲を言えば、既にインストールされているリポジトリは自動で取り込んでほしかったな。
初回起動時に一応システム標準のリポジトリはチャンネルとして登録されました(Fedoraの場合)。ただ、fast-mirrorのようなyumの拡張は基本的に無視されるらしく、日本のミラーは自分で追加する必要がありました。
ここまでsmartを褒めるような文章ばかり書いてきましたが、実際に利用するのは併用という形になると思います。なんだかんだ言ってyumに随分慣れてしまいましたからね。不慣れな人(大学の友人)からすると、呪文にしか見えないと言われてしまいましたが^^;
ただ、今後はsmartで管理することが増えてきそうです。パッケージ管理システムに限らず、システムの根幹となる部分はどんなディストリビューションであっても一元的に扱えるようにする方向で進んでいますしね(ディストリビューション名の取得方法など)。
特に揃えて欲しいのはディレクトリ構成ですね。ディストリビューションによって微妙にぶれがあるので。特に64bitで顕著のようです。/usr/libというパスは、Fedoraの場合は32bitのライブラリを格納するんですが、Ubuntuなんかは64bitの場合は64bit用のライブラリを置くらしいです。32bitは/usr/lib32だそうで。ちなみにFedoraは/usr/lib64が64bitのライブラリ置き場です。これくらいは揃えてほしかった。
まぁそのうち揃ってくるとは思うんですけれどね。そいつがいつになるかは知れませんが、気長に待つといたしましょう^^

2008年2月26日火曜日

[Win][Vista]64bit版アプリを使っていこうか

Vista起動してほっといたら自動更新で勝手に更新がなされて強制的に再起動を喰らう羽目になったこでです。こんばんわ>挨拶
自動更新は通知だけにしておかないとな。どこで設定するんだっけ?
それはさておき、64bitのOSにしたんだから、64bitアプリを動かしたいと思うのが人の常。けれど、64bit版Vistaではプログラムメニューに登録されているアプリが軒並み32bit。IEくらいですね、64bit版が用意されているのは。
とはいえ、OS付属のアプリケーションはちゃんと64bit版が存在してます。Program Filesにあるのは64bit版で、32bit版はProgram Files(x86)に配置されます。
WMPとかWindowsMail、WindowsCalendarとかはちゃんと64bit版が提供されているにもかかわらずプログラムメニューに登録されていないのは64bit版を使わせる気がないからなんでしょうか? 64bit版をインストールするようなユーザは64bitを使いたいと思うだろうに。
まぁプログラムメニューは妥協したとしましょう。せめて規定のプログラムの設定項目には64bit版を出してくれ。関連付けは全部自分で64bit版に切り替えろと仰るか。ほんと、ユーザの方を向いてないOSだな!
嘆いても仕方ないということで、WMP64bit版で手持ちの動画を再生してみました。
その結果、見事にほとんどの動画がアウト。音声にはmp3が使われているものがほとんどでしたので再生できていましたが、動画部分はWMV以外は軒並みアウト。ffdshow-tryoutsを入れてはいましたが、こいつは32bit版ですから64bit版WMPに対応しているわけはありません。
ただ、ffmpegはLinuxで64bit版が提供されているので、ほぼ同じ構成を持つffdshowだって64bit版をリリースしているんじゃなかろうか。そう思ってぐぐってみたら案外簡単に見つかりました。
Experimentalと書いてありましたが、まぁ大丈夫だろってことでぽちっとな。インストール自体は32bit版と何ら変わりませんでした。インストール先が64bitの方になったくらいですね。
で、再生はと言うとまったく問題なく行われました。Experimentalと書いてあったのでなんかやばいことでも起きるのかって思いましたが、どってことなかったです。運がよかっただけかも知れませんがw
とりあえず、64bit版アプリを中心に使えるようにカスタマイズが必要ですね。64bit版のくせに64bitアプリを使わせたくないんだろうと思わずにはいられない構成。ほんっと、もっと使いやすくしてくれよ・・・。

2008年2月25日月曜日

[Linux][Windows]この週末のできごと

とりあえず、ひどい目に遭いました。こっから先はトラブルとその顛末です。激しい愚痴が並ぶことになりますがご容赦をば。
ことの始まりは金曜日。修論も終わり、余裕ができたということで、「余裕ができたらやりたいこと」のうちの1つ、Vista(64bit版)をインストールしてみることにしました。
見た目重視の私に取って、Vistaはそこそこ魅力的なOS。まぁ見た目だけなんですが(ぉ で、どうせVistaにかえるなら64bitだろうってことで。
まず家に帰って、データのバックアップ。最近はexe単体で動作するアプリを中心にしてましたのでProgram Filesがなくなっても案外困りません。foobar2000のコンポーネントのバックアップとか、Rain系のスキンをProgram Filesから取ってきたくらいですね。
また、各種アプリケーションの設定ファイルなどを%AppData%から取得(Winの環境変数。確かこれであってたはず。通常はC:\Document and Settings\hoge\Application Data\だったかな)。Firefoxのアドオンやらキャッシュやら、またSkypeのメンバーリスト、その他もろもろの設定ファイルをバックアップ。Vistaでどこに置くのか分かりませんでしたが、まぁパスが変わっても使えるだろうということで。
そんなこんなでバックアップはすぐに終了。VistaのインストールDVDをセットして再起動。
Vistaのインストーラが立ち上がり、プロダクトキー入れてインストール先の選択へ。
ここで諸悪の根源となるトラブルが!
バックアップを取ったので、XPを吹っ飛ばします(フォーマット)。フォーマットはすぐに終了(ま、たったの26GBですしね)。そしてそのボリュームを選択し、「次へ」をポチっとな。
Vistaインストーラ「インストール可能なシステム ボリュームがありません」
・・・はい?
あら、ちゃんと選択できてない? もっかい選択。
・・・以下同文。
???
おいおい、何の冗談だい? 大体、XPそこに入ってただろう?
とはいえこのままじゃ埒があかないので、一旦インストール作業を中止してFedora起動。件のメッセージを元にぐぐる。するとこんな内容がヒット。

"インストールしない方のHDDを外したら先に進みました"


んなわけあるかい。
Vistaだぜ? 天下のM$だぜ? FedoraのAlpha版とかそんなんじゃないんだぜ? 金取ってるOSだぜ?(いや今回私はアカデミックアライアンスを利用していますが) 今時HDDが1台だけじゃないとインストーラがうまく扱えませんなんてあるわけねーよw
そう思って他にも色々と探ってみると、

インストールしようとしているパーティションがアクティブになっていないかもしれません


とか、

Vistaのインストーラによるフォーマットだと失敗します。PartitionMagicとか、QtPartedを使ってフォーマットしましょう


とかが出てくるわけですよ。つーか、意外とこの症状に悩んでる人いるのねと。
ついにはM$のサイトも引っかかりました(ぇ
まぁM$のサイトには「HDDの故障かもしれません。あるいはHDDを1台だけ接続して試してみてください」みたいに書いてるわけですよ。M$のサイトにまで書いてあるってことは仕様ですかね?
ただ、それ以外に、上にもあるように該当パーティションが非アクティブかもしれないからアクティブにしてみろってことが書いてありました。
注意!ここから書く内容は絶対に真似しないでください!
やり方としては、インストールDVDを起動し、インストール先を決定するところまで来たらShift+F10を押してコマンドプロンプトを開きます。
そこで"diskpart"というコマンドを使ってインストールするパーティションをアクティブにするという単純なものなんですが、それでもダメな場合、最終手段として
"clear all"
を実行してみて、と書いてありました。これで構成が初期化されるよ、と。
で、diskpartコマンドにて該当パーティションを選択し、"set active"とアクティブにしたんですがうまくいかず、最終手段と書いてあった"clean all"を実行したんですよ。
えぇ、もうなんとなく想像つきますよね?
HDDが全消去されましたOrz
私は今HDDを80GB(SATA)と120GB(ATA)で構成してるんですが、よりにもよって120GBを全部吹っ飛ばしていきました。120GBのうち、80GBがLinuxでした。/homeのパーティションですね。
はい、私の生活データが吹っ飛んでいきましたよっと。
残りの40GBのうち、30GB弱がVistaに割り当てようとしていたパーティションで、10GBちょっとがWinのデータ置き場となっていました。ゲームとか置いてたとこです。30GBはそもそも吹っ飛ばしたのでどうということはないですし、ゲームもまぁ死守したいほどでもありません。
不幸中の幸いだったのは、生活基盤である音楽データが無傷で残っていたこと、さらにLinuxのシステムも無傷だったことです。また、Winのバックアップデータも無傷で残りました。HDDを2台積んでおくもんですね。
これが金曜日の26時の出来事です。あまりのショックに不貞寝しました。
確かにLinuxのhomeディレクトリが吹っ飛んだのは悲しいです。でも、音楽はまるごと残ってますし、システムもまるごと残っています。Linuxの方の復旧は簡単そうだと思いました。また、HDDを吹っ飛ばしたのだからVistaのインストールもできるでしょう。
が、それが甘かった。
土曜日、朝ご飯を食べてから再度Vistaのインストールに挑戦。新規にパーティションを切り直してもやっぱり「インストール可能な(以下略」が出やがる。
もうこうなりゃ仕方ない。SATAのケーブルを引っこ抜く。
・・・あっけなくインストール成功Orz
信じらんねぇ。Vistaだぜ? 最新OSだぜ?
Velnir(今はおーりおーるだっけ?)は言いました。
「あれは開発者でさえ”史上最低品質”って言われるOSだぜ?www」
・・・、あぁ、身をもって感じたよ。つーかOS以前の問題だがな!
120GBの犠牲を払い、Vistaのインストールに成功。バックアップデータはSATA側にあり、それはケーブルを外している状態なのでデータの移行作業はできません。仕方ないのでVistaの更新を掛けることに。
おー、あるわあるわ。51個の更新。結構時間もかかりますので、そのうちにGoogleパックでインストールが必要なアプリをインストール(あれ便利ですね。おかげで私に必要なパッケージはあらかた揃いました)で、51個の更新をインストールしたので一旦シャットダウン。
いい加減、再起動前提のOS作りってやめないか。って思うんだけどなぁ。
で、SATAをつなぎ直し、Linuxの復旧作業へ。ATA側にマウントしていたパーティションはマウントできませんので、Fedoraのレスキューディスクにて/etc/fstabを編集&再起動。Fedoraは問題なく起動し、/home用のパーティションを生成してデータをコピー。/etc/fstabを元に戻して再起動。
これにてとりあえずLinuxの準備は完了。そこからちまちまと個人的な設定を復旧。メールデータが全部吹っ飛んだのが痛かったです。まぁ、困るのは古いサービスであって、最近のサービスへの登録はHotmailかGmailに行っていたため、実際にはそんなに困らないんですけれどね。ここ最近、データをネット上に置くようにしていてほんとによかった。Webサービス様様であります。
意外だったのがAmarokの楽曲管理能力。吹っ飛んだ影響で個人ディレクトリの構造が変わりまして、「Download」とか「Music」、「Pictures」とかのディレクトリが作られるようになったんですよね。
今まではRH9の頃からのhomeディレクトリ構成だったのでパスを変更するのも面倒だってことで利用していなかったのですが、吹っ飛んだこともあり、音楽データはMusicからたどれるように変更したんです。
よって、過去にAmarokが管理していたパスと異なる状態となりました。プレイリストなどは$HOME/.kde/share以下に保存されていたので吹っ飛びましたが、アルバム情報等はMySQLにて管理していたためそっくり残っていたんです。
けど、曲データのパスが変わったから、その残ってる楽曲情報と一致しないんだろうなーと思っていたんですが、コレクションを再構築したら、なんとアルバム情報はさにあらん、スコアや再生回数まで再現してくれました!
いやー、絶対無理って思ってたんですけれどね。あー、スコアも全部0やから、「最近聴いていない曲」ってのもあんまり役に立たなくなるなーとか思ってたんですが、これは思わぬ拾い物でした。MySQLでの管理は面倒くさいですが、やっとくもんだなと。
そんなこんなで、復旧した現在のデスクトップがこちらです。えぇ、みっくみくですが何か?(ぉ

見た目にはもう以前と遜色ないくらいになりましたね。なくなったデータのうち、どのくらい大切なデータがあったのかってのがもう今となっては分かりません。普段使ってないくらいだから多分勿体なくて捨てていなかったデータだとは思いますが^^;
で、Liuxの方は割合すっきりと復帰したんです。
が!
Vistaはこれで終わりません。Linuxも一息ついたのでWinの方の環境も整えようと再起動したのが運の尽き。
再起動し、Vistaのログイン画面に到達したらログイン直前で
「プログラムの構成を更新しています」
はい、ここで1時間程度足踏み。51個も更新したからでしょうね。更新作業にバカみたいに時間がかかる。30分待っても終わりそうになかったのでお風呂に入りました。
で、風呂から上がったらLinuxのログイン画面が。
どうやらさっきの更新の最後で再起動した模様。私の構成ではデフォルトでLinuxが起動するので、Fedoraのログイン画面だったというわけ。
つーかいい加減再起動前提のOSやめようぜとか悪態つきながら再起動。そしたらまた
「プログラムの構成を更新しています」
とか出てこれまた小一時間放置を喰らうわけですよ。ふざけんなと。
で、また再起動したんでVistaを選択して起動しようとしたらトラブル発生。
「ほにゃらら(名前忘れた)が壊れているため、起動できません。起動ディスクから修復を行ってください」
おま、更新処理でなんでブートプログラム破壊してんだよ!!!
というわけで仕方ないので修復作業開始。
が!
インストール済みのVistaが見えていない。選択肢に出てこない。
そう、他のHDDが刺さっているからです。おま、ほんといい加減にしろよと。
辟易しながらもSATAのケーブルを抜いて修復作業やり直し。
今度は見えてるし。修復作業も完遂するし。
マジ信じらんねぇ。
修復も終えてなんとかVista起動。ログイン画面にたどり着き、パスワード入力。
「パスワードが間違っています」
んなあほな。
再度入力。
「パスワードが(ry」
え?とか思ってよく見たら、なんとキー配置が英語配置Orz 記号の位置が違っていたためにログイン失敗。
つーかなんでいきなりキーボードのドライバが違うものにすりかわっているのかと小一時間問い詰めたい。
記号の位置を調べてなんとかログイン。そんでもってデバイスマネージャで確認するとなるほど英語配置。ざっけんなてめーと。
そっこーで日本語キーボードに変更してシャットダウン(つかこんなことにも再起動がいるとかほんとふざけんな)。SATAをつなぎ直し、Vista起動。で、なんか更新がまた来てるって見てみたら、なんと42個。
と言いますか、さっきの51個のうち、9個しか当たってなかった状態でブートプログラムが破壊されたみたい。それか9個まで当てた状態に復帰されたかいずれか。いずれにせよ、私の数時間がパーとなりました。
また同じ轍を踏むのもいやなので、更新はひとまずおいて環境構築開始。が、この時点で26時を回っていたので寝ることに。復旧作業は時間がかかると思ってはいたものの、Vistaの理不尽さに泣きが入りました。
で、日曜日。今朝ですね。Vistaの環境構築開始。SATA側にあるバックアップをVista側に戻すだけの簡単なお仕事。ただ、「Sendto」とか、「ApplicationData」とかの場所がずいぶん変な所に移っていてびっくり。SendToはちょくちょく入れたりするのでショートカットを作っておく方が便利かも。
FirefoxはApplicationDataを移してやるとXPの状態を完全再現。アドオンも入れてある状態になりました。キャッシュとかもろもろも全部復帰。ブラウザが完全復帰してくれると気楽ですね。パスワードとか忘れてるところも多々あるので(ぇ
またその他のアプリも順当に復帰。foobar2000だけは最新版がちょっと今までと違っており、コンポーネントやらを移したら起動できなくなりました。ので初期状態のまま放置してます。それでも使いやすい状態に進化してたのでよしとしましょう。まぁ窓はどうでもいいしね(ぇ
また、RainmeterはCPUデータを取得できなくなってました。イベント取得の方法が変わったのかもしれませんね。また、ドライブレターも変更されましたので、Rainmeterは封印することに。そのうち気が向いたら作り直すかもしれませんが、Rainmeterは更新が止まって久しいですし、VistaのガジェットやらGoogleガジェットやらがあるために、存在意義が薄いんですよね。
ということで、窓はおざなりのまま今も放置してあります。更新を1個1個ちまちまと当てていったりしてたんですが、ほぼ毎度のごとく再起動を要求されますし、ログイン前に更新を完遂する仕様も気にくわない(まとめてやるとログイン前にずっと待たされる)のでSP1が出るまで放置することにしました。
Vistaのパフォーマンスそのものは満足してます。一番スコアが低かったのがゲーム用のグラフィクスで4.3だったのは意外でしたが。GF7600GSってそんなもんなんかしら? まぁAeroが問題なく動作してましたんで気にはしてないです。XPに比べて起動は早くなりましたし。
ただ、それがVistaのSuperFetchによるものか、32bitから64bitに変更したことによるものか、あるいはAeroによるものかははっきりしてません。XPのときにはVista'ishな見た目を作るために無茶してましたからねぇ。XPの起動が遅いのは当たり前だったとも言えますが^^;
にしても、Vistaの品質というのは確かにひどい。見た目に文句はないけれど、ログイン前に更新を完遂する仕様はどうにかした方がいいんじゃなかろうか。更新が山ほど溜まった人はログインすら許されず、しかもログインすることなく再起動する場合もあります。小一時間待たされた挙句。
なんかSP1は不具合が出て延期になってるし、Meの悪夢再来か?
あ、ちなみにHDDを複数台つないでいてもインストールができた人もいるみたいです。エセ整備士は問題なかったといってました。
まぁ、私の構成は確実にアブノーマルなんですけどね。ブートシーケンスとしては、通常時SATAのMBRにセットされたGRUBが起動します。Linuxを起動するときはシステムがSATAにあるのでどうということはないですが、Winの場合、ATAにインストールされているのでチェーンローディングでGRUBからATAのMBRが呼び出されます。そこからXPのNTOSLoderが呼び出されていました。Vistaになってブートローダが変わったんですが、そいつは(今まで以上に)「他のOSなんてフル無視、俺から起動しねーとVistaを直接叩かせねーぜ!」という非常に自己中心的なブートローダです。おかげでGRUBから呼び出すのは危険かも知れなかったり。
一応、VistaのブートローダにGRUBを流し込むことは可能であり、それもやってるんですが(今までのようにboot.iniを直接書き換えられなくなった。んっとに面倒くさい)、そいつを経由してFedoraを起動するのがなんか癪。GRUBからの起動としています。
とりあえず、私のM$嫌いが加速したことだけは間違いありません(笑)
もっとも、私は元々アンチM$ですから、立ち位置としては以前とそんなに変わってません。Vistaの見た目は好きですし、パフォーマンスは確かに向上した(それは64bitの恩恵かもしれないけど)わけですし。
ただ、XPに不満なんて持ってないけど、Vistaは新しいんだし入れてみようかって思った人はがっかりするでしょうね。アンチとまではいかなくても、Windowsを嫌いになる方向へ立ち位置が変わっちゃうかも。というか、XP延命を強く望むとかw(事実、大学の友人はVistaからXPに戻してたり。XPマンセーだそうでw)
とりあえず、SP1が出るまでは人柱版並の気持ちでいないとだめかも。そんなんでいいのか?とは思いますが^^;
また、64bit版のVistaですが、プログラムメニューに登録されているプログラムが32bitなのが解せない。IEのみ64bit版がプログラムメニューに登録されていましたが、他のは登録されていませんでした。ちゃんと存在はしてます。WMPやらWindowsカレンダーやらWindowsMailやら。なのになんで32bitを並べているのか理解に苦しみます。64bitの方が基本的にパフォーマンスが高いんですけどねぇ。WMPはまぁDLLの関係上64bitだと扱いにくいのかもしれませんが。
64bitアプリの普及度から言うとLinuxの方が圧倒的だなと言う感じです。Linuxの方は64bit版をインストールすると大半が64bitで提供されます。ffdshowが64bitで提供されるため、xineなんかも64bitで問題なく動作します。Flashも64bit版Firefoxで動作しますし、ここんとこはIEにも見習ってほしい所。というかAdobeが早いとこ64bit版Flashを出してくれないかなってところか。
Vista、特に64bit坂なんてほんとひどい出来です。これなら確かにXPの見た目をVistaにしてた方が使い勝手がいいでしょう。XPの完成度が高いと考えるべきなのでしょうかね?
とにもかくにも、今後のVistaの改善を強く望みましょう。ひとまずHDDを2台接続していても問題のないようなインストーラを提供してくださいホントに。

2008年2月23日土曜日

[Win]お手上げであります

困ってます。
何が困っているかといいますと、Vistaのインストールができずに困っています。
インストールディスクを起動し、パーティションを選択すると
「インストール可能なシステム ボリュームがありません」
ってなメッセージが出て、インストールしたいパーティションを選択することができません。
該当パーティションをアクティブにしなくてはならないという情報を見つけたのでアクティブにしてみましたが結果は変わらず。
上のメッセージでぐぐっても有用な情報が出てこずで、現在お手上げです。
XPが元々インストールされていたパーティションなので、特に問題はないと思いますが・・・。また、HDDの故障でもないと思います。Linuxは問題なく稼働していますし、XPも問題なく稼働していました。
ということで、どなかた解決策、あるいは類似の現象を知って居られたら、情報を寄せていただけると幸いです。
パーティションのフォーマットとかはできるのにな・・・。謎だOrz

2008年2月22日金曜日

[修論]オワタ!

お酒も入ってるし、非常に眠たいのでちょっとだけ。
なんとか無事に修論発表を終えることができました!
今はただただほっとしているってところですね。一晩寝て、落ち着いたら色々と感慨に耽ることもあるんでしょうけれど、今は何も浮かんでこないです。
とにもかくにも、一番大きな仕事は片付いたという所です。明日以降、細々とした仕事を片付けたいと思います。
いやー、無事終わってよかった!^^

2008年2月21日木曜日

[修論]いよいよ明日発表

修論の公聴会がいよいよ明日となりました。もうほぼ修正もありません。泣いても笑ってもこれで最後です。
思えば学部も含めて6年間大学に在籍した訳で。感慨深いものがありますねぇ。
未だに練習ではカミカミだし、不安な面は拭いきれませんが、思い切ってやってきましょうかね。
明日の昼からのセッションということで、多少気持ちに余裕があるのが救いかな。講座の順番としては4講座は最後だけれど、その4講座の中では私がトップバッター。質疑はこなす自信がありますが、肝心の発表がちゃんとできるか、やっぱ心配です^^;
未だに20分以内に収まってないですので(ぉ
まぁ今日の練習では22分。本番はちょっと早口になっちゃうだろうし、ちょうど20分くらいに収まるでしょう。タイムキーパーが空気を呼んでくれることを期待しませう(こら
明日のこの時間、「イヤッホウゥゥゥゥ!」とハイテンションで書き込めるよう頑張ってきますぞ!w

2008年2月20日水曜日

02月20日のココロ日記(BlogPet)

他をお財布に入れておくと、金運がアップするそうですよ……

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪

[日常]こういう忙しい時期に限って

やりたいことがたくさん出てくるから困る。
試験前になると机の上を整理したくなるのと同じような感覚ですな。
忙しいときってのは集中して物事に取り組むから、いろんなことができそうな気分になっちゃうんですよねぇ。
けど、いざ忙しいピークが去って、暇ができるとやる気も一緒に去ってしまうってのが悲しいところ^^;
とりあえず、修論が終わる明後日まではそれに集中せざるを得ません。それが終わったら、色々と手を出してみましょうかね。
さぁ、20分の発表時間にも関わらず25分という尺までしか縮められなかったスライドを縮める作業が残ってるぜ・・・Orz

2008年2月19日火曜日

[初音ミク][VOC@LOID]まさかのメルト祭り

今日のニコ動マイリストランキング(カテゴリ「すべて」)、100位までの間にメルト関連が5曲。久々の祭再来でしたねぇ。
メルトはいまだにボーカロイドランキングで上位10位以内に大抵入ってる常連曲で、(同人だけど)シングルCDとしてもリリースされてたり。歌ってみたってのも演奏してみたってのも多い楽曲で、この度ギターやらキーボード、ベースにドラムが揃ったってことでミックスしてアップしたもんだから、一気にランクインしたってところなんでしょうね。
この曲、やたらめったらキーが高い。メルトが出たとき、「こりゃ人間向けじゃないよなぁ」と思ったものです。まーそれを「歌ってみた」ってのが出たときには素直に驚きました。さすがに一番キーが高いところは出ていなかったように思えましたが^^;
基本的には、同じ歌であっても、ボーカロイドが歌うより人間が歌う方がはるかにステキに聞こえると思ってます。ただ、それはあくまで人間が歌いやすいキーの場合であって、メルトみたく原曲に合わせると高すぎるような場合は下げずに歌うと不自然に聞こえちゃいますね。
「無茶シヤガッテ・・・」
ってな感じでしょうかw
ってな訳で、今日ランクインしてたメルト関連で、結局ミクの歌う原曲orボーカルなしのバンドバージョンがいいなぁという結論に。完全に耳がボーカロイドに調教されちまったなぁとしみじみ思ったり(ぇ
とりあえず、メルトは「歌ってみた」「演奏してみた」「PV」は実現したもんなぁ。ニコ動メディアミックスはやってのけた訳か。今日の祭分が明日のボーカロイドランキングにどう影響するのか楽しみやなぁ。また順位上げてくるのかしら。
あぁ、たまには生身の人間が歌う歌も聴かないといかんなぁ・・・(遠い目

2008年2月18日月曜日

[News]もっと大事なことがあるでしょ?

憲法改正のための国民投票法案によると、投票権は18歳以上となっていることに端を発し、民法の成人年齢を20歳から18歳へ引き下げることについてのニュースがちらほら見受けられます。
街中で「18歳は大人だと思いますか?」なんて質問してるけど、そんなことはぶっちゃけどうでもいいと思う。
じゃー逆に聞くけど、20歳は大人だと思うのか? んなもんとてつもなく個人差があるに決まってるだろうJK。本当に議論すべきは、現行の20歳を18歳に引き下げることにどれだけの妥当性があり、またメリットがあるのか。あるいはどれだけ妥当性がなくどんなデメリットがあるのか。
このあたりについて、あんまり話題になっていない気がする。個人的には、わざわざ民法を改正してまで引き下げるだけのメリットなんてないだろうと思ってます。成人といえば20歳ってのが一般常識だし、国民投票法案だけ特別に18歳以上ってしておけば何も問題ないだろうと。
第一、国民投票法案が18歳からってんで、なんで民法の成人年齢引き下げにつながるのか理解できない。政治家への立候補は確か20歳じゃできなかったっしょ? そりゃ投票とは違うけど、あれだって別に20歳に合わせてないけどどうとも言われてない。なんで国民投票法案の時になってこんな議論が出てくるのかほんっとわかんない。
親父とそんな話してたら、「18歳に引き下げることで納税者数増やしたいんじゃないのか?」なんて話してました。なるほど、ちょっとありそうで困る。
私はどうかと思いますが、仮に18歳に引き下げたとして、「現場にはこんな混乱が起きる!」ってなシミュレーションといいますか、懸念についてNHKがニュース内でコミカルに取り上げていたんですが、こんな内容です。
「高校3年生は18歳になる子たちが出てくる。彼らは民法上大人なのだから、飲酒や喫煙は法律によって許される。これってどうなの?」
いや、こっちが「それってどうなの?」と問いたくなるよ。大体、飲酒や喫煙は校則違反だろうと。そりゃどっかで「校則では禁じられてるけど、法律では禁じられていない!」とかいう民事裁判くらい起きそうなもんだけど、普通に考えたら校則で禁じられてたら大人だろうと子供だろうとやっちゃだめでしょう、と。18歳に引き下げられたからといって、そんな心配せんでいいじゃろうに。
ほんと、取り上げるならもっとマシなこと取り上げてほしいもんだわ。私には引き下げの明確なメリットが分かりません。税収についてはクエスチョンだし。そんなことよりもっと議論すべきことあるでしょ法相さん・・・。

2008年2月17日日曜日

[修論]今週が最後の山場

さて、漸く今日、修論が担当教授からGoサインを貰うことができました。これにて修正は一段落し、次の段階である査読へ進めます。
一応、准教授には提出してきました。その際、ついでだからということでいくつか質疑応答を行うおまけつき^^; 1時間くらいは捕まってたんじゃなかろうか。いくつか修正点というか発表の際に留意すべき点も見えてきたので、それはよくよく覚えておかねば。
残る査読委員の教授の部屋にも行ったのですが、部屋プレートが「出張」になっていました。その教授は非常にお忙しいらしく、あんまり時間を取ってはもらえないだろうとのことなので、うまいこと捕まえないといけないですねぇ。
さて、修論の目処がつきましたので、次なる作業は発表用の資料作りです。レジュメは以前中間発表用に作成したものをそのまま流用すれば大丈夫だと思われます。さほどフォーマットは変わらないはずですし、発表内容も変わりませんので。
ただ、スライドの方は大幅変更が必要になりそう。今手元にあるスライドは学会発表向けに作成したものであり、アルゴリズムの内容説明にやや偏っていると指摘を受けました。修論発表会では門外漢の先生たちを相手に発表する訳ですので、アルゴリズムを説明するにしても、概念というか、イメージが湧きやすい説明を心がける必要があります。ということで、図も改良や追加が必要だし、構成も研究背景や原理、結果に重きを置くべきだろうし、その表現も変更が必要になりそう。
よーは、素材はあるから1から作り直しって感じになりそう^^; う〜ん、日程としては日曜日を含めて4日しかないんだよな・・・。19日には発表練習をしようか、と教授に言われているので、それまでにスライドを形にしておかないといけない。そう考えると2日しかないんですね・・・。うわ〜、結構えげつない日程やな・・・Orz
まぁでも、今週末には泣いても笑っても発表で、そこでひとまずは忙しさからも解放されます。今週が山場ですね。休日返上で頑張りますよ!

2008年2月15日金曜日

[Linux]gnuploがちょっと格好良くなってた

今日、修論の修正を黙々と行っておったのですが、最後の最後で結果を追加しろというお達しが書いてありまして。
「○○の条件に置けるシミュレーションの結果を出したはず。それも入れておくように。」
って書いてあったんですが、そんな結果を出した覚えがない。というか、出してたら熊本の論文に入れてるはず・・・とか思ってデータを確認したら、確かにありました。えぇ、あるとは思ってなかったのですが(ぁ 熊本の学会が終了してから試したシミュレーションだったようで、データだけ取って、プロットは一切してなかったんですね。
で、そのデータを教授に渡していたため、教授は「結果が足りてない!」と指摘した訳でありまして。
結果としては、教授が正しかった訳です。研究してる本人が忘れてたのに(ぉ
で、データはあるのであとはgnuplotとMatlabでプロットするだけ〜ってなわけで久々にgnuplotでプロットしてビックリ! 今までXの枠だけがついたのっぺりした見た目が、GTK2(かな?)ベースの見た目に変わってるじゃないですか!
とりあえず、SSをこちらに貼っておきます。サンプルとしてsin(x)とcos(x)、tan(x)をプロットしてます。
Gnuplot.png
Linux版のGnuplotを利用したことがある方なら、見た目がずいぶんと小綺麗になったな〜と感じるんじゃないかと。必要があるか否か微妙ですが、いくつかボタンもつきました。
何より、グラフ中に表示されるフォントが綺麗になりましたね。アンチエイリアスが効いているのでみやすいです。以前はxft経由での表示だったのかな?それが改善されたということで個人的には喜ばしいですね。アンチエイリアスは好き嫌いが分かれるところではありますが。
相変わらず、実行はCLIですが、そのうちGUIのフロントエンドも出てきたりするのかな?ラベルの設定とか、あるいはファイルへの出力とかいろいろとオプションが豊富だから、GUIのフロントエンドが欲しいな〜とよく思っていましたからね。GUIがひっついてくると使い勝手が大幅向上するのにな〜なんて思います。
ま、けどもう大学卒業するんだよねぇ。今後どれだけお世話になるかしら^^;

2008年2月13日水曜日

02月13日のココロ日記(BlogPet)

今日の夕ごはんは、話づくしで攻めてみます!

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[日常]ここからがほんとうのじごくだ・・・!

今日は帰りに思いっきり吹雪かれました。なんてついてないタイミング。
こんばんわ。毎日1度は歌に形はないけれどを聴いているこでです。
いよいよ修論発表まで@8日となりました。現在、必死で修論修正中であります。一応書けたんですけどね。教授に見ていただいたら真っ赤に染まって帰って来ました。フルボッコですねOrz
学会に提出する論文であればある程度基本アルゴリズム等の話を端折ってもさほど問題になりませんが、さすが修論ともなると違いますね。全然説明が足りないということで大量の補足を命じられました。
特に、研究背景と提案法に対する基本原理の説明はみっちり直されてましたね^^; 昨日今日とずっとその部分の追加説明に費やしてました。いやぁ、基本原理はあやふやに覚えていたり、結果だけを利用してプロセスまで掘り下げていないものとかがあったので、だいぶ苦しみました。なんとか今日仕上げまして、帰る前に教授の部屋にポストしておきましたよ。
昨日も帰る前に途中経過をポストして行ったんですが、どうやら教授に気付いていただけなかったようで、今日帰る前に覗いたらそのまま残ってましたw 仕方ないので今日の分を追加して分かりやすいように置いときました。明日の朝、ちゃんと回収していただけたかチェックしないとですね。まだまだ修正は帰ってきそうですから^^;
まぁでも、研究背景と基本原理さえ通れば後はそんなに直すところはなかったり。表記の修正がある程度ですね。今週中には論文を書き上げて、発表用のスライド資料の作成に取り掛かりたいところ。もう@1週間程度なのだし、スライドを手掛け始めててもいい時期ではありますけれどね・・・。なんでこんなに切羽詰まっちゃったんだかOrz
あぁ、今週は修羅場となりそうだなぁ・・・。これで最後かと思うとそれはそれで寂しいのだけれど。
まず、風邪をひかないようにしなくては! 明日も寒いようです。皆様もゆめゆめ風邪をお召しになりませぬよう・・・。

2008年2月11日月曜日

[Linux][Windows][amaroK]いよいよ、明らかになってきましたね

KDE4がリリースされてから、そろそろ1ヶ月でしょうか。多くのパッケージが刷新された中、特に大きな変化を見せなかったパッケージの一つに、amaroKがあります。
amaroKはiTune'sライクなミュージックプレイヤーで、LinuxではXMMSを継ぐ、標準プレイヤーになりつつあります。KDE4でWindows(Macにも)対応を果たしたわけですが、amaroKも随分前からWindowsに対応しようとポーティング作業は続けていると公式サイトで表明していました。
残念ながらまだパッケージとしてはリリースされていませんが^^;
で、先日、いよいよamaroK2.0のプレビュー版が提供されることとなりました。α版くらいでしょうかね。不具合いっぱいだから、エンドユーザはインストールすんじゃねーぞという代物です。
ま、Fedoraユーザはそもそも難しいですね。要求されるパッケージがKDE4のものばかりですから^^;
また、こちらにて、amaroK2.0に関する話題が様々紹介されてます。スクリーンショットもいくつかありますね。興味深いことに、ここにはWindowsで動作している画像もあります。
amaroKは音源の再生を外部エンジンに任せています。Linuxでは、デフォルトでxineが採用されます。他には、GstreamerやHelixPlayerがバックエンドの候補として利用することが出来ます。KDE4ではサウンドサーバにPhononが採用されますので、こいつをバックエンドにすることになるでしょう。実際、Phononを利用しているSSも掲載されています(Phononもまた、xineなどいくつかのバックエンドを利用する、いわばラッパー)。
当然、xineやGstreamerはLinux向けですので、amaroKをWindowsにポーティングする際、このバックエンドはどうするのかしら、と思っていました。どうやら、Win版amaroKはDirectShowをバックエンドとするみたいです。WMPで再生できるものは基本的に何でも再生できますよと言うスタンスですね(動画はおそらく対応しないものと思われます)。ffmpegを同梱し、対応コーデックを増やすことも考えられそうです。
ついでに、Mac版はQuickTimeをバックエンドとするようです。結構柔軟に対応可能なんですねぇ。オドロキです。
Win版KDEを利用する、KDEアプリとして提供されることになりそうですが、amaroKはうまくするとiTune'sに対するキラーアプリとなるかも知れません。amaroKはiPodと連携可能(最新のiPodまで可能かは分かりません。私iPod持っていないもので^^;)ですし、iTune'sサーバともやりとり可能です。ポッドキャストも登録できます。
ここいらの機能は、iTune'sとそう大差はないんじゃないかと。楽曲の管理能力については、amaroKに分があると思っています。amaroKは楽曲の管理をDBで行います。デフォルトではSQLiteで、他にMySQLとPostgreSQLを選択可能です。DBを使うおかげで、数千曲登録されたリストを呼び出す場合でもさくさくだそうです。残念ながら私は直接比較したことはないですが^^;
ま、それでも現状ではiTune'sにとっては驚異になりそうにないです。以前Win版のKDEを紹介したときにも書きましたが、インストールが面倒すぎます。よほど思い入れのある人でないと、現状では使って貰えそうにありません。
が、意味がないかと言えばそうではなく。大きな一歩であると思いますね。少なくとも、私はWin版amaroKが利用可能となったらおそらく即インストールします。amaroKの楽曲管理能力が気に入ってますので。GTKアプリはスタンドアロンでいくつか配布されてますし、KDEアプリもそのうちスタンドアロンで配布される日が来ると期待しています。私は開発には携われませんが、使ってみて、こうして意味の薄い宣伝も出来ますし、地道な継続作業が必要なんだろうと思います。
このところ、ほんとKDE界隈は賑やかです。KDE4が安定するにはもう少し時間が掛かるでしょうけれど、面白くなってきそうですね^^

2008年2月10日日曜日

[Linux][Windows][トラブル]そんなことってあるんかいな

PCと言いますか、OSにもよるとは思うんですが、しばらくHDDにアクセスがなかったらHDDの電源を落とすという省電力機能を利用している方もおられるかと思います。
で、私も利用して居るんですが、今日思わぬトラブルに。XPを起動しまして、ログイン画面が立ち上がる前にちょっとお茶を飲みに席を離れたんです。ちょっとまったりして、20分ほど経ってから部屋に戻りました。
で、XPにログインしようかと思ったんですが、そう言えば今週はまだ一度もFedoraにアップデート掛けてなかったなと思って、ログインせずに再起動したんです。
すると、再起動してFedoraを選択した直後に省電力モードが働いたらしくHDDの電源が堕ちる音が。
まぁ別にいいか、起動したら上がってくるだろと思って気に
してなかったんですが、なんと上がってこずにブートシーケンスが始まらず凍結。Fedoraがある程度起動してからなら良かったのかも知れませんが、まだXも起動しておらず、udevすら働いていないほんとのブートシーケンス初期にHDDの電源が堕ちたんですね、これが。
で、Ctrl+Alt+Delでの再起動要求も無視されたのでしかたなくリセットボタンをぽちっとな。
まぁこれで問題はないだろうとか思っていたら、なんとそれでもHDDの電源が上がってこず。そして挙げ句の果てにはMBRをスルー!
HDDを2台積んで居るんですが、まさかMBRの方が堕ちているなんて!
まーちょっくらびっくりはしたんですが、リセットボタンではなく、一旦電源を落として入れ直すことで事なきを得ました。
いやーしかし驚きました。まさかブートシーケンス中にHDDの電源が堕ちるとも思っていなかったですし、さらにリセットボタンで起動やり直したらHDDの電源は入らないとかほんと予想外。
う〜ん、ノーパじゃないんだし、そんな省電力設定、いらんかしらなぁ・・・。こんな事態になるのは滅多にないだろうけど^^;
あぁ、けどそんな設定どこでやるんか忘れたな・・・。やっぱ放置か(ぇ

2008年2月8日金曜日

[Blog]スパムコメント対策

右の「お知らせ」にも掲載しておりますが、最近あまりにスパムコメントが多いので、いい加減目障りだと言うことで対策を取ることにしました。
同一系統のコメントが多かったのでブラックリストにドメインを入れても良かったのですが、いたちごっこになりそうだと言うことで今回の措置となりました。元々コメントの少ないブログですし、悪い影響はほとんどないと思います。
スパムメールやらスパムコメント・TBなんて今時誰か引っかかるんだろうか・・・? 無視するのが一番手っ取り早いのは分かっているけど、ほんっと目障りだわ・・・。

2008年2月7日木曜日

[日常][修論]明日から本気出す

一応、修論はある程度形にはなっていたのですが、担当教授がお忙しいと言うことであまりまともに内容を見て頂けておりませんでした。
が、その教授の用事も今日ほぼ片付いたようで、内容をチェックしていただけることになりました。これまでも何度か持って行ったのですが、流れしか見て貰ってなかったですからねぇ。
早速、序論の部分でつっこみを大量に頂きました^^;
と、いうことで。
明日から本気出す!!!
というか、出さざるを得ない状況ですねーw ここから怒濤の修正ラッシュにはいると思われます。まぁレジュメはあまり修正要らないだろうから、修論の修正やりつつ、スライドと発表の内容を詰めていくとしますかね。
なんだかんだで発表まで@2週間。あぁ、もうほんっとあとちょっとなんやなぁ・・・。

2008年2月6日水曜日

02月06日のココロ日記(BlogPet)

宅急便で存在が届きました!わくわく、わくわく。

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2008年2月5日火曜日

[Linux][仮想化][VirtualBox]今度はVirtualBoxを試してみました

KDE4が先月中旬にリリースされまして、Fedoraに1/24、登録されるのかな〜と思ってたんですよ。
が、どうやら登録されたのはrawhideらしく、Fedora8には提供されない様子。とりあえず、Fedora9まで待たないと使えないようです。
けど、せっかくリリースされて居るんだから触ってみたい! ということで、LiveCDを利用することにします。ついでに、CD焼くのめんどくさいということで(ぉ、仮想ゲストとして起動してみます。
さらにさらに、どうせならということでまだ試したことのないVirtualBoxを試してみました。VirtualBoxはドイツの会社が提供している仮想化ソフトで、VMwareのようなGUIを提供してくれ、かつ(個人使用については)無料で公開しています。オープンソース版(OSE)も提供されていますが、こちらは自力でビルドしなくてはいけない上に商用版より機能的に劣るので、通常は商用版を利用することになるかと思います。
で、早速Fedora8のx86_64版をDL&インストール。インストール後、実行ユーザをvboxusersに追加しなくてはいけないことに注意するくらいで、他にはコレと言った注意点はありませんでした(追加していない場合、起動時にメッセージで知らせてくれる)。
GUIでの設定項目は、VMwareを触ったことのある人ならすぐに内容を掴めるかと思います。VMwarePlayerは仮想OSの実行しか行えませんが、VirtualBoxでは仮想OSの作成から行うことが出来ます。ちょうどVMwareServerに位置するような製品ですね。
VMwareToolsに該当するパッケージも用意されておりますし、性能的にもVMwareServerと遜色ない感じです。つい最近、VMwarePlayerが2に上がりまして、その際にUSB2.0に対応しましたが、それまではVirtualBoxしかUSB2.0に対応してませんでした。今はそのアドバンテージが無くなってしまいましたが、VMwareServerは高機能ではあるけれども機能過多で重い印象があったので、ほどよくまとまっているVirtualBoxの方が私は好みです。
ただ、それは用途によると思います。ゲストOSのネットワークはホストに対してブリッジ接続したいと思っても、VirtualBoxではやや設定が面倒なようで。VMwareだとGUIで切り替えるだけなので、ここではVMwareの方に分がありそう。NATで接続するのであればどちらも同じ感じです。
また、ホストOSのUSB機器をゲストOSに渡す機能ですが、これはVMwareに分があります。というのも、VMwareでは特に何も設定せずともGUIでボタン押したらUSBがゲスト側で認識されるんですが、VirtualBoxでは機器がリストには存在しているにもかかわらずグレーアウトしています。
もっとも、これはLinux版の話で、Win版では問題なく割り当てできます。Linuxではudevによってデバイスが管理されていますが、vboxusersに権限が割り当てられていないためグレーアウトしているのです。そのため、udevに対して権限を渡すように設定を施せばLinuxでもUSBを割り当てることが可能です。ただ、VMwareに比べて面倒は面倒ですよね・・・。詳しくはVirtualBox本家のサイトのFAQに載ってますのでそちらを読んでください。UbuntuとFC6の場合について書いてあります。Fedora8の場合もFC6と同様の手順でいけるはずです。
さて、USBではVMwareに分がありましたが、サウンドについては圧倒的にVirtualBoxが優秀です。驚くべきコトに、VirtualBoxはPulseAudioに対応してます。つーか、なんでそんなもんに対応しているのか不思議。いや素直に嬉しいけどさw Ubuntuが採用しているからなんだろうなぁ。Fedoraだからとは思えないw ドイツなんだからSUSEに合わせるのかと思いきやそうでもないのね。
VMwareはデフォルトで/dev/dspを掴みに行きます。OSSアプリと同じですね。ラッパーを作って公開してくれている方がおられますが、そのラッパーを噛ませるとひっじょーにパフォーマンスが悪いです。ラッパーを噛ませずに直接/dev/dspを叩けばパフォーマンスは良好なんですけれどね。その場合、ゲストOSのサウンド以外は一切鳴りません。
それに対し、VirtualBoxではラッパーを噛ませずに音を鳴らすことが出来、かつパフォーマンスも良好です。ここではVirtualBoxに分がありますね。
おっと、えらい横道に逸れてしまった。まぁそんなこんなで楽しみつつ仮想環境を構築してKDE4のLiveイメージ(openSUSE版)を実行してみてたんですが、openSUSEのLiveイメージが悪いのか、異様に不安定でした。ちょっと何かしたらすぐ固まります。OSが固まっているわけではないのですが(マウスカーソルは動く)、タスクトレイは応答しないわAlt+F2でランチャが起動するはずなのにしないわで、結局リセットするしかない。
色々と試したかった(PlasmaとかPhononとか)のですが、ほとんど試せずでした。特にPhononは楽しみにしてたんですけどねぇ。コントロールセンタのサウンド設定を見たら、ありがたいことにサウンドサーバにaRtsの文字はなく、Phononとなっておりました。バックエンドにはxineが採用されており、これを経由してシステム通知のサウンドが鳴るようです。これでaRtsから完全に解放されるッッッ!!!
ただ、xineのバックエンドにPulseAudioを採用しているとPhononが堕ちるという情報がFedoraのサイトに書いてあったので、そこだけが気がかりです。Fedora9が出る頃には修正されているといいんだけど。
今のところ、ブログとかを検索してもKDE4はまだ不安定という話が多いです。そりゃまぁ出たばっかりだし仕方はない気がします。ある意味、いきなり入れずにある程度落ち着いてから入って来るであろうFedora9はタイミングがいいのかも。
また、今回試したLiveCDがあまり良くなかったという可能性もあります。また他のLiveCDを試してみようとも思っています。今度はKubuntuにしてみようかねぇ。
もしくはゲストOSとしてちゃんとインストールしてみてもいいか。3D機能以外なら試せるな。それもいいかも知れないなぁ。
ま、それよか修論書けってなw

2008年2月4日月曜日

[Linux][Widget][Screenlets]Screenletsの便利な用法

普段からLinux系のネタが多く、巡回してくれている友人に申し訳ないということで、タイトルに内容に即したタグをつけるようにしてみました。ユーザタグにも同じものをいれるようにしようかと考えてます。
ということで、興味のない人にとっては記事内容を読まずにスルーできる確率が増えました(ぉ
さて前置きはこれくらいにして、今回の本題。このところ、Mac OS XのDashboard、Vistaのサイドバー、GoogleToolbarのGoogleガジェットなどデスクトップウィジェットは結構な人気です。Linuxにも(Gnomeの方はよく知らないんですが^^;)SuperKarambaなどが人気です。
で、こないだみつけたLinux向けのウィジェットツールに、Screenletsというものがあります。これはCompiz-Fusionとセットで使うことを目的に作られたウィジェットツールで、Dashboardみたくウィジェットレイヤーで表示することが可能です。
逆に、Compizを無効にしていると透過するはずの背景が黒くなってしまうという問題を抱えています。まぁ、Compiz使用が前提なので仕方ないかも^^;
さて、このScreenletsですが、残念ながらFedora向けのバイナリは提供されていません。使用する場合は自前でビルドする必要があります。Gnome向けのパッケージですし、Fedora9の頃にはバイナリが提供されるとは思いますが、Fedoraユーザですぐ試したい方は頑張ってビルドしてください。
Ubuntuユーザにはaptラインが用意されており、すぐ試すことができます。最近、Ubuntuの方がいいんじゃないかと思えて来ました・・・。KDE4も試せるしね・・・。
ちなみに、Screenletsのウィジェットは大半がUbuntu向けに提供されてます。ウィジェット作成者にUbuntuユーザが多いのでしょうが・・・、Fedoraではスクリプトを修正しないと動かないものがちょこちょこあります。
で、これだけなら特別SuperKarambaから乗り換えるほどの魅力もないんですが、なかなか面白いことが可能であることに気づいたんです。
Screenletsのウィジェット配布サイトとして、Gnome-look.orgなんかがあるんですが、ここに「Googlemaps」とか「LastWidget(LastFMのウィジェット)」、「WebFrame」なんてのが登録されてるんですよ。
つまり、Webページをウィジェットとしてデスクトップに置くことができる訳です。
これらの機能はDashboardやVistaのサイドバー、Googleデスクトップにもついてます(ついてたはず)。
からくりとしてはとても簡単です。ScreenletsはPythonスクリプトでウィジェットを構成するのですが、Pythonのモジュールとして提供されているgtkmozenbed(であってたっけ?)を利用し、WebページをそのままGeckoエンジンで描画している訳です。よーは、ウィジェットにブラウザエンジンを埋め込み、そいつがページを描画している訳です。よって、Firefoxで閲覧できるページはどこでも表示可能ということになります。
さらに、この埋め込みブラウザはFlashやJavascriptなども実行可能ですから、先述したGooglemapsなども表示可能。やろうと思えばニコニコ動画やYouTubeの動画垂れ流しも可能です。
また、Flashが使用可能ということで、数多く提供されているブログパーツをウィジェットとして利用することも可能です。実際、ブログパーツとして提供されているLast.fmのウィジェット(このサイトの右下にもありますね)は正しく表示できることを確認しました。表示するURLは、Last.fmの場合

http://www.lastfm.jp/widgets/popup/?colour=red&chartType=recenttracks&user=code_air_edge&chartFriends=1&from=code&widget=chart&resize=1

になります。「user=code_air_edge」と書いてある部分は表示したいユーザに書き換えてください。そのままコピペすると私のリストになっちゃいます^^;
時計のウィジェットとかだと、単体のウィジェットとしても十分使えそうですよね。ふるみっく伝染プレーヤーとかも面白そう。GoogleリーダーのようなRSSリーダーも便利かもしれませんね。
また、Blogペットを利用している人は、Blogを開いていなくてもペットを愛でることができます。しかもそれがBlogの方と同じなわけですから、愛着も増すんじゃないでしょうか?
ってなわけで、割とべた褒めなんですが、ちらっと述べましたように、これらのウィジェット(特にウェブページを表示するタイプ)はその大半がUbuntu向けに提供されています。元となるスクリプトとしてGooglemapsを真似して作ってあるスクリプトが多いんですが、そのスクリプト内でUbuntuかどうかを判断している部分があります。で、Ubuntuでない場合が実装されてません^^; ですので、Fedoraでは大概動きません。
幸いにして、修正は簡単です。元となるスクリプトには

if commands.getoutput("lsb_release -is") == 'Ubuntu':
mypath = sys.argv[0][:sys.argv[0].find('WebframeScreenlet.py')].strip()
if os.path.isfile(mypath + "running"):
os.system("rm -f " + mypath + "running")
else:
os.system ("export LD_LIBRARY_PATH=/usr/lib/firefox \n export MOZILLA_FIVE_HOME=/usr/lib/firefox \n"+ sys.argv[0] + " &")
fileObj = open(mypath + "running", "w")
fileObj.write('gtkmozembed bug workarround')
fileObj.close()
exit()
else:
pass

と書かれておりますので、次のように書き換えてください。

if commands.getoutput("lsb_release -is") == 'Ubuntu':
mypath = sys.argv[0][:sys.argv[0].find('WebframeScreenlet.py')].strip()
if os.path.isfile(mypath + "running"):
os.system("rm -f " + mypath + "running")
else:
os.system ("export LD_LIBRARY_PATH=/usr/lib/firefox \n export MOZILLA_FIVE_HOME=/usr/lib/firefox \n"+ sys.argv[0] + " &")
fileObj = open(mypath + "running", "w")
fileObj.write('gtkmozembed bug workarround')
fileObj.close()
exit()
else:
mypath = sys.argv[0][:sys.argv[0].find('WebframeScreenlet.py')].strip()
if os.path.isfile(mypath + "running"):
os.system("rm -f " + mypath + "running")
else:
os.system ("export LD_LIBRARY_PATH=/usr/lib/firefox-2.0.0.10 \n export MOZILLA_FIVE_HOME=/usr/lib/firefox-2.0.0.10 \n"+ sys.argv[0] + " &")
fileObj = open(mypath + "running", "w")
fileObj.write('gtkmozembed bug workarround')
fileObj.close()
exit()

ちなみに、64bit版のFedoraを利用している方は「/usr/lib」のところを「/usr/lib64」に書き換えてください。また、これはFirefoxのバージョンが上がると使えなくなるのでその都度書き換える必要が出てきます。kernelみたいに、/usr/lib/firefoxにシンボリックリンク作ってほしいですねぇ。このあたり、Ubuntuの仕様の方がステキです。Fedora9ではXULRunnerが利用される可能性もありますね。
あ、それとここでは「WebframeScreenlet.py」となっていますが、私がWebframeというウィジェットをサンプルに選んだだけで、GooglemapsやLastWidgetだとそのファイル名が違っています。基本的にはifの文面をelseにコピーして修正ってことなんで、適宜対応してください。
使ってみた感じですが、予想以上にメモリ使用量が少なく、いけてる感じでした。特にWebframeはURLを設定画面で入力するだけで表示してくれるので非常にお手軽。これできちんと表示できるかを確かめて、それから専用ウィジェットを作成すると手間が省けそうです(ブログパーツなんかだと、Webframeのウィジェットサイズが大きすぎて不格好になる)。
さらにさらに、Flashを作れる人は、表示をScreenlets側に投げることができるので、ちょっとした表示用のスクリプトを書くだけでWinとMacとLinuxに対応できます。AIRなんかなくても平気ってやつですね。
Webコンテンツをウィジェットに登録ってのも、結構面白いもんだ。Twitterとか作っちゃおうかしら^^

2008年2月3日日曜日

音の扱いは難しいよね・・・

全然関係ないんだけど、FC2ブログのスパムコメントの多さは異常。エキブロではこんなことほとんどなかったってのを見ると、やっぱエキブロはユーザーフレンドリーなんやなぁと思う。自由度が低すぎるのが難点か^^;
まぁそれはさておき、相変わらずFlashを見るとXが不安定になる状態が続いております。Flashというか、FLVを再生したら、って感じでしょうか。よーはニコニコしたり、Zoome見たり、ようつべ見たらXが不安定に!って感じですね。昨今だとFlashを無効にすると見れないコンテンツが多いですからねぇ。困った物です(このBlogもFlashを止めるとサイドバーがひっじょーに寂しくなりますw)
まぁ原因は分かっている訳です。ニコニコ見なければXはそうそう落ちないわよ、と。けどそりゃまぁやっぱり残念な訳で。じゃーどうしようかって思って、Wine+IE+Flashも考えたんですが、WineでIEがうまく動いていないためこれも断念。
で、最後に行き着いたのが仮想OS内でコンテンツを楽しもう、と。まぁパフォーマンスの問題があるのでフルスクリーンで見るとコマ落ちしそうですが、見れないことはないだろうと。
さっそく、VMwarePlayerで試そうと思ったんですが、ここで問題発生。VMwarePlayerというかVMwareは、未だに/dev/dspを掴みにかかる不親切設計なんですな。
つまるところ、VMwareでゲストOSを走らせ、そいつのサウンドを有効にしている間はホスト側のサウンドを鳴らすことができない訳です。そいつは不便極まりない。
で、回避策が2つあります。1つは、WinESDというソフトを使って、ゲストOSに特殊なサウンドドライバを仕込むこと。こいつはWin版のesoundDでして、サウンドデバイスとしてゲストOSには認識されます。esoundDですので、このデバイスを別PCのesoundDに転送することが可能です。ホスト側でesoundDをサーバとして立ち上げておく必要がありますが、私の場合はホストOSがFedoraなのでそれも可能です(ただしPulseaudioが受け持ちます)。
過去にこの組み合わせを試したことがあり、その際も問題なく音は鳴ってました。少々音飛びはしますね、どうしても。ネットワーク経由になりますが、ゲストOSの処理が重くなると途切れがちだったように思います。まぁ、そこまでひどい音飛びはしなかったですから許容できるレベルじゃないかと。
が、ここで予想外の問題が。なんと、WinESDを配布していたサイトが閉鎖されていましたOrz ミラーサイトがあったわけでもなし、現在入手は不可能なのかな? どっかに転がってたらよかったんだけど、見つけることができませんでした。ということで、現状ではこの方法は使えません。
残す策は、vmware{esd,arts}を利用する方法。これまた結構古いプログラムなのですが、VMwareをesdもしくはarts経由で利用するためのラッパープログラムです。VMwarePlayer向けに作られたプログラムではありませんが、ライブラリとシェルスクリプトで構成されているため、シェルスクリプトをほんの少し書き換えるだけで動作します。vmwareを起動するようになっているので、それをvmplayerに変更するだけです。
ありがたいことに64bitのVMwareにも対応しておりまして、Fedora8でも何の問題もなく使用することができました。
ただ、これがラッパーのせいかどうかは不明ですが、かなり処理が重いらしく、サウンドを有効にしてゲストOSで何か再生するとゲストOS側のCPU使用率があっという間に100%になってしまい、まともに聞けたものじゃなくなってしまいます。システムサウンドのような短いものなら大して問題にもなりませんが、動画再生ではまともに聴けませんでした。というか、映像もコマ落ちがひどく、とても常用できる物じゃありません。
ということで、現在仮想OSでサウンドを鳴らすいい方法が思いつかずがっかりしてます。KVMでは比較的まともにサウンドは鳴ります。また、VirtualBoxもサウンドは特に設定せずとも鳴るらしいです。オープンソースがサウンド面では一歩リードしてるみたいですね。
いい加減、VMwareが/dev/dspを掴むのを止めてくれたら一番いいんですけどねぇ。せめてALSAに対応して欲しかった。
もっと言えば、Flashを見てもXが落ちないような環境が欲しいですよ、えぇ(苦笑) なんかいい方法はないものかなぁ。
あ、Winを起動しろってのはなしの方向でw