2012年6月23日土曜日

[日常][PC]DLNAアプリを作りたい・・・んだけど・・・

発端は会社での友人との会話。
「中華タブ買って、HDMI出力をアンプに入れて、タブからNASを見に行って音楽再生させたいんよね。」
「ほぅほぅ、いわゆるDMRってやつね」
「そそ。で、Androidアプリを探してみたけど、これが全然見つからない。」
「あら意外。DLNAアプリって結構見つかりそうなもんだけれど。」
「自分がDMCとかDMPになるアプリはあるけど、DMRはないんよなぁ。」
「あーまぁ、そらそうか。スマホやタブレットをレンダラーにする需要はあんまりなさそうやからなぁ・・・」
「そうなんよなー。毎回毎回タブレットを操作してるけど、できたらスマホからタブレットを操作したい。」
「なければ作ってみるかー? 多分フリーソフトがあるってことは仕様も公開されてるんでしょう」

って感じで作ってみようという事に。
まずはDLNAライブラリを探す。フリーソフトが出てるってことはきっとライブラリがあるのだろうとかって思ったけど思いの外無いのな!
Androidにも対応してるのでまず見つけたのがこれ。

対応Androidバージョンは2.1、一部2.2から。中華タブは4.0なので全く問題ないですね。
サンプルもあるしドキュメントも充実してるし、なかなか良さ気な感じ。

ただ、肝心のメディアレンダラーのサンプルがGStreamer使ってる。。。 ここは自分で実装しなさいという事に。
まーしゃーないな、とりあえず通信の流れを調べないとなーって思ったけどソースコード見てても正直よく分からん。。。

DLNAってちゃんとした規格? なんだし、どっかにドキュメントくらい落ちてるだろうって思って探したけどこいつがほんっとに見つからない! どうなってんねんというくらいに見つからない。DLNAの規格団体?のHPとか行ってみるけどドキュメント類は見つからない。

で、途方に暮れながら色々と調べていると見つかったのがこのツール。

なんかネットワーク内にあるDLNA(というかUPnP)デバイスの仕様を調べるのに便利なツールと、それらのツールのソースコード、さらにはプログラムのスケルトンを作ってくれるコードジェネレータがセットになった太っ腹なツール! Intelが公開しているようで、ライセンスはApache-2.0。素晴らしい。実に使いやすそう。

で、ようやく見つけたドキュメント類!

UPnPの団体の方を当たらないといけなかったか・・・。それは盲点だった。

で、DMSやらDMCやらDMRやらの用語が出てくるのかと想ったらそこはそうでもない。それはあくまでDLNAの範疇であって、UPnPでは
・DMS = Content Directory
・DMR = Media Renderer
・DMC = Control Point
と微妙に呼び方が違ったり。最初混乱したぜ・・・。

で、それらが通信する仕組みを理解してくるにつけ、
「あぁ、こいつらそりゃDLNA1.5準拠とか言っててもそりゃ繋がらねぇわ」
という思いが強まってくる。

なんせ、「UPnP」それぞれのサービスで規定されている事柄は非情に多岐にわたるんだけど、必須条件はかなり限られる。再生できるフォーマットの必須条件がかなり少ないのは調べてすぐ出てくる話だから知ってたけど、メディアデータの通信コントロールの実装がオプションだとは知らなかったわ・・・。

UPnPデバイスは「サービス」って言われる、UPnPで定められた役割をいくつか実装してるらしい。

例えば"Connection Manager"サービス。
まずLAN内にブロードキャスト飛ばして、
「おるかー?」
って聞いたり
「おるでー」
って答えたり、
「おぉお前さんどんなメディアとプロトコル扱えんの?」
とかのやりとりをする。

で、DMSが自分の持っているメディアの情報をやりとりするのが"Content Directory"サービス。
他のコントロールポイントとかレンダラーからの問い合わせに対して
「俺の扱えるMIMEタイプってこんなんやでー」
とか
「そのファイルのタグ情報はこれやでー」
みたいなやりとりをする。DMSはCMSとCDSの2つが必須。あとはオプション。

続いて、DMRが自分のプレイヤー状態をやりとりするのが"Remote Control"サービス。
これはまさにリモコン。特にテレビのリモコンをイメージするといいかな?
音量調整やら画質調整などを行う。DMRはCMSとRCSの2つが必須。あとはオプション。

そう、実はDMSとDMR、これらのデバイスって、必須条件はこれだけ。
メディアファイルをやりとりするサービスは両者ともにオプション扱い!

まぁ実際のところ、メディアをやり取りする"AVTransport"サービスについては多くの場合レンダラーが実装しているようです。いわゆるDMPですね。

まぁしかし、こうしたややこしい通信規約を見ると、そりゃ相性やらなんやらって出てくるわけだわ。メディア情報を見るための通信経路と実際にファイルをやり取りする経路は別だし。

ということで、ようのようやく概要を理解できてきたのでIntelのツールを使ってスケルトンコードを作り、その中身を実装していきたい所存。

ただ、それもかなり難航中。。。 ソースコードはまるっとあるからありがたいけど、ドキュメント類は特になし。。。 手を加える部分というか、見える部分のソースにはコメントが結構ついてるけど、そうじゃなくてライブラリとして使っちゃう部分はほぼコメント無し。ただ、APIのシグネチャにもコメント付けられてないからその関数が何をするものか、引数に何を与えるべきかはサンプルプログラムを見たりするしかない。。。
そこがちょっとしんどいかな。サンプルがあるだけマシと見るべきか・・・。

いやーにしても、ちょっとややこしいところに手を出しちゃった感じがするなぁ・・・。
分かってはきたけど逆に深みにハマっている気もする・・・w

2012年6月10日日曜日

[PC][Linux][Fedora]Fedoraインストールの記録をまとめてみよう

さて、私はかれこれRedHat8の頃からずっとFedoraを使い続けているわけですが、いつからインストール記録をとっているのだろうとこの間確認しました。
このBlogを始めたのが2004年の3月(始めたのはエキサイトブログ。途中で2回引越しして今に至ります)。それより前の記録はないのですが、Blogで最も古かったのはFedora Core 2。ここからはFedora14以外全部アップデート記録を残してました。
いやー、意外とまめに記録してたんですな。14だけないのが実に惜しい・・・。

ということで、ここで過去のインストールの様子をまとめてみようと思ふ。
どんだけアップグレードを繰り返して、そして起動不能に陥っていたのやら・・・!

さぁ、それじゃ行ってみよう!

Fedora Core 1からFedora Core 2

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: Fedora Core 2 リリース!!!
どうやらこのときは特に問題なくアップグレードできてるみたいです。IIIMFが導入された時かぁ。Kinput2からよりセキュアになったって話だったけど、ユーザ的にはツールバーがかっこよくなったってくらいの違いでしかなかったかも。意外に息の短い入力システムでもありました。 ATOK for XはずっとIIIMFでしたね。。。

Fedora Core 2からFedora Core 3

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: Linux奮闘中
はい、アップグレードして見事起動不能に陥ってますね。この時は詳しく書いてないなぁ。原因は何だったんだろ。
そしてEmacsのキーバインドに変更があったため四苦八苦していたらしい。この頃はTeXのソースを書くのにEmacsを常用してたんで、キーバインド変更は結構痛かったり。コピペの開始地点を実行する「^C+space」コマンドが「^C+@」に変更されたらしい。で、以前のコマンドを実行するとEmacsが落ちると。
そりゃきつかったろうなぁw

Fedora Core 3からFedora Core 4

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: すんません調子乗りすぎましたOrz
はい、ここでもアップグレード後に起動しない状態に陥ってますね(2回目)。
この時は、アップグレード自体は割とすんなり行ったけどその後不安定になったパターンですね。Fedora使いにはお馴染みのSELinux絡みのトラブル。dovecotか、懐かしいな。Y!メールを受信するのにdovecot噛ませてspamassassinでスパム避けてました。あの頃はISPのスパムメール除去がしょぼかったんですよねぇ。
この時の記録によると、
RH9->FC1->2->3->4ともう5世代目。いい加減いろんなところにガタ来てそうだなぁ・・・。
とのこと。相変わらず、この頃から全く懲りてませんw

Fedora Core 4からFedora Core 5

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: やはりトラぶったOS更新
はい、ここでm(ry(3回目)
どうやらDVDイメージをHDDに置き、起動ディスクからイメージを指定してインストールするHDDインストールという手法に失敗し、yumで更新しようとしてトラブったようです。
pmコマンドが使用不能になる自体にまで陥りましたがなんとか復旧f(^^; 一晩掛けて1.2GBのパッケージを落として1200個のパッケージを更新、インストールしました。
うん、私の根性yum更新はここがルーツのようだ。

Fedora Core 5からFedora Core 6

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: FC6アップグレード失敗の原因
Linux奮闘中! -某OSとも共存-: FC6アップグレード完了間近
このときはyumでのインストール中、非常に危険な状態になっていたらしい。
パッケージのインストールは終わり、今は後処理ですが・・・、ここに来て驚きの事実が発覚。
'/' パーティションのディスク使用率が100%でした(てへっ
この頃は「/」に20GB割り当てていたのですが、ネットワークインストールでパッケージをガリガリ落としていた時に容量をほぼ食い尽くしていたようです。最終的に残り150MBまで追い詰められましたとさw

Fedora Core 6からFedora Core 7

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: Beryl解決そして家もアップグレード
うん、ここでm(ry(4回目)
FC7では/dev/hd*から/dev/sd*に変更があったため、アップグレードした後に/ets/fstabを修正する必要があったんですよね。
ディスクラベルで管理してる人は多分平気だったんじゃないかな? 私はもろにこれを食らって、起動不能になったのでLiveCDで起動してfstabを書き換えました。


Fedora Core 7 i386からFedora Core 7 x86_64

実はここで32bitから64bitに更新しています。が、さすがにアップグレードではなく新規で入れなおし。。。
RH9から続いたアップグレードの記録はここで途切れたのでした。8世代か、よーやったもんやなぁ・・・。
ここではXが原因不明のクラッシュを繰り返します。どうやらメモリ不足だったようで、後日メモリを追加すると安定したのでした。

Fedora Core 7からFedora 8

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: Fedora7->Fedora8
はい、ここでm(5回目
ここでは、まさかのyumのセグメント例外に依るクラッシュに見舞われます。
なんと、インストール作業が始まった直後、メモリ確保に失敗してセグメンテーション違反でアボート。思わず
「ねーよwww」
と叫んでしまいました(ぉ
確かほんとに叫んだ気がするw SIGSEGVで落ちたために更新処理が中途半端になり、rpmコマンドをフル活用しながらシステム修復に勤しんでましたね・・・。
お、どうやらここでPulseAudioが採用されたようですね。Fedoraはともかく、Ubuntuでは採用された当初から「PulseAudioは削除しましょう」がFAQになるおhど嫌われていたもんですが、まぁ今も割とトラブル起こすんで嫌われてますかね・・・w

Fedora 8からFedora 9

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: [Linux][Fedora]Fedora8から9へ
ここではyumの依存関係解決に手間取ったくらいで、起動不能のトラブルはなかったみたいですね。KDE4採用。阿鼻叫喚でボロクソに叩かれましたが私は相変わらず気にせず使ってたようで。KDEスキーですからね! あとFirefox3も採用されてたみたいですね。さすがFedoraさんだわ。


Fedora 9からFedora 10

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: [Linux][Fedora]Fedora10はなかなかのじゃじゃ馬だ
はい、それではまずインストール記から。
例によって例によりFedora9からのアップグレードを敢行。更新パッケージ総数は約1600、ダウンロード容量は約1.6GBでした。相変わらずのヘビーさです。
まずはいつも通りYumUpgradeFaq - FedoraProjectを参考にアップグレード。
が、当然の用に失敗します。今までここに書いてあるとおりの手順でうまくいった試しなんてありませんw
ほんっと楽しそうだよな私www どうやらPlymouthが採用されたのがここか。
はて、KDEがじゃじゃ馬とか書いてるな。何かあったっけ。まぁこの頃のKDEは不安定だったもんなぁ・・・。 だがそれがいい。


Fedora 10からFedora 11

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: [PC][Linux][Fedora]Fedora11へのアップグレード
この日、なんだかんだのパッケージを更新してたら15時から27時までやってたのか・・・。ダウンロードの時間がかかりすぎてるってのはあるにしてもよー頑張ったなぁ・・・w この頃からだんだんとパッケージの更新作業にこなれてきてる感じがあるね。

Fedora 11からFedora 12

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: Fedora12 インストール記
ここでPC環境が変わったために多分アップグレード記録が途切れてると思う・・・。やっぱ新規だとトラブルなくインストールできるんですな。

Fedora 12からFedora 13

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: [PC][Linux]Fedora13インストール
おぉ、このときはyumで依存関係全然訴えられずに更新できてるとか奇跡的やな。そしてつまらんとか言っちゃってる私は相変わらず私だなw

Fedora 13からFedora 14

記録なし・・・。

Fedora 14からFedora 15

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: [Linux][Fedora]Fedora15にアップグレード
お、Gnome3はここで入ったかぁ。私はGnome使わない人なんであんまり影響は受けませんでしたが、未だに拒絶反応を示される問題児ですね。まぁKDE4がボロクソに叩かれたにも関わらずとっても不完全なママリリースしちゃったGnomeも悪いと思いますが。

Fedora 15からFedora 16

お、ここでも起動失敗に陥ってる(5回目)
この時はアップデート途中で寝るとかいう愚行に走ったため、起動不能になったのでした。完全に自業自得やね・・・!
まあそこも気合で乗り切って行ってたよ。やればできるもんだ。

Fedora 16からFedora 17

Linux奮闘中! -某OSとも共存-: [PC][Linux][Fedora]Fedora17へアップグレードしたんだが・・・
はい、見事に起動不能に(6回目)
ここではVirtualBoxでUSB機能を有効にするためのusbfsってなマウントポイントが原因でした。マウント失敗するとその後のプロセス全部が失敗するとか知らなかったなぁ・・・。

ふぅ、結構長くなったね。なんだかんだで起動不能に陥ったのは6回だけか。多いような少ないような・・・。
まぁ気をつけていたら防げた起動不能ってのも数回あるから、Fedoraのせいって訳じゃないんだけどね。

さて、この記録ではFedora12から今まではアップグレードが続いている模様。これがどこまで続くか楽しみだねぇ。

2012年6月7日木曜日

[PC]ブログの作者を設定してみた

おとといだったかな? ふと調べ物してたら、Google検索結果にブログの作者と思しきアイコンがちょこんと乗っかってたんですよね。こんな感じで。


で、あらま面白そうって思ってやってみようと。
「Blogger author」
あたりで適当に検索したらこちらでちょうどそれっぽい話を書いてる記事を発見。
Google+ページのrel="publisher"とrel="author"の使い分け | 砂上の楼閣
本来はGoogle+ページでやるものみたいですが、別にGoogleプロフィールでも問題なかろうってことで設定。
はい、特に問題なく設定はできたようです。


ところで、Bloggerは最近ドメインが.comから国別に強制変更されちゃいましたが、こちらもご多分に漏れず、Google+のプロフィールにて「投稿先」に.comしか登録してないときは.jpは著者情報が反映されません。逆に.jpしか登録してないときは.comには著者情報が反映されません。

だったらってことで、投稿先に.comと.jpの両方を登録したら問題なく著者情報が抽出できたようです。最初、.comの方しか登録してなくて、スニペットツールは.jpでチェックしてたから(ブラウザからブログのURLコピーしてきた)、なんで抽出できないのか分からなかったぜ・・・。

で、.jpで登録して、さて自分のブログを検索してみるかってやってみると(ちなみに著作者情報は検索結果にすぐには反映されないのを知らなかったw)、なんと出てくるのは.comの方・・・。.jpの方はあえてドメインで検索しなきゃ出てこないし・・・。

ってことで、Bloggerの人はGoogleプロフィールの投稿先に.comと.jp両方登録しておいたほうがいいかもしれませんね><

とりあえず、数日おいてから自分のブログを検索してみよう。ちょっと楽しみ。

2012年6月6日水曜日

'12年5月の読書日記

ということでちょっと日があいちゃいましたが5月分の読書記録!
GW挟んでたんで少なめかなーと思いましたが案外そうでもなかったですね。
5月で黄昏色、サクラダリセットの2作品を読了。両方共とても綺麗な雰囲気の作品でした。
サクラダは電子書籍でも販売しているらしいからちょっと買ってしまおうかなとか検討中。全部借りて読んでましたが、これは手元においておきたい。

さて、主にVelnirに借りてた本もほとんど消化しちゃいましたし、そろそろグリムと六畳間、氷結鏡界の続きを買いましょうかねー?

5月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1495ページ
ナイス数:12ナイス

サクラダリセット7  BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA (角川スニーカー文庫)サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA (角川スニーカー文庫)
あぁ、完結しちゃったなぁ・・・。 春埼はどこまでも普通の女の子になったし、相麻もどこまでも普通の女の子だったんだな。 智樹がケイと喧嘩して仲直りしたっていうエピソードは読みたかったなぁ。どうやって喧嘩して、どうやって仲直りしたのかほんと気になる。 裏池さんはあれで納得したのかなぁ。なんとなくそこだけが引っかかったりはする。 このあとのサクラダがどうなったのかとか気にはなるけど、しばらくは春埼とのんびり過ごしてもらいたいものだわ。春埼はもう少し幸せになってもいいと思う。
読了日:05月31日 著者:河野 裕
サクラダリセット6  BOY、GIRL and ‐‐ (角川スニーカー文庫)サクラダリセット6 BOY、GIRL and ‐‐ (角川スニーカー文庫)
まさかサクラダから能力を消し去ろうとは・・・。 そんでもって相麻の目的がそんなところにあったなんて・・・。 ずっとどこか相麻は好きになれなかったんだけれどここにきて株がグッと上がったな。。。 そんでもって春埼の今後も気になる。せっかく、せっかくだったのによぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! しかし、この真相からするとなぜにケイは影響を受けずに居られるのかが不思議。というかケイの能力って一体・・・? 次巻で最終巻か。これは気になる・・・!
読了日:05月24日 著者:河野 裕
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン きみとあさまでII<上>GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン きみとあさまでII<上>
アデーレかわいいよアデーレ。 奥多摩かわいいよ奥多摩。 相変わらず賢姉はステキすぎる。 しかし彼女たちは一体どれだけ本気で生きてるんだろうなぁ。いやほんとかっこいいわ。 そして真顔でオパーイカースト下層民を虐げる賢姉最高すぎるw アイスって、あんなにエロいことになるんだね。。。 最後はまたまた気になる展開でおしまい。 あぁ続きが気になる・・・!
読了日:05月18日 著者:川上 稔
黄昏色の詠使いX  夜明け色の詠使い (富士見ファンタジア文庫)黄昏色の詠使いX 夜明け色の詠使い (富士見ファンタジア文庫)
なかなかいい形でまとまったねぇ。 ネイト君も大きくなったねぇ。 イブマリーさんデレ無いねぇ。 レイフィスはヘレンさんとうまくいったんかねぇ。 エピローグ読んでおぉ〜ってなったねぇ。 いいお話だった! サイドストーリーももうちょっと読みたいかも。
読了日:05月10日 著者:細音 啓
黄昏色の詠使いIX  ソフィア、詠と絆と涙を抱いて (富士見ファンタジア文庫)黄昏色の詠使いIX ソフィア、詠と絆と涙を抱いて (富士見ファンタジア文庫)
微笑むように泣いて、ってのは来るものがあるな。。。 しっかし、カインツくんモテモテで、イブマリーさんは敵多いなw にしても意外なのは今巻イブマリーが全然出てきてない点か。 もうちょっと出てくるかなぁと思ったけれど。 しっかし、ここまで来てもテシエラがよく分からん。。。 最終巻ではっきりするのかな? さてさて。次で最終巻。どういう終わりを迎えるのか、頑張れネイト君・・・!
読了日:05月07日 著者:細音 啓

2012年5月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2012年6月5日火曜日

[PC][Linux][Fedora]Fedora17へアップグレードしたんだが・・・

5月末にリリースされたという事で、無事M/B交換も済んだので満を持してFedoraの更新に挑んだわけですが・・・。
まぁ、私のBlogにちょくちょく遊びに来てくれている人はもうお分かりでしょう。

今回も見事に起動不能に陥ってから華麗に復活を遂げました。

あ、復活といってもまだ完全に安定した環境にはなってません・・・。といっても、それはFedoraが悪いわけではなく、Llanoにまだカーネルが追いついていないという事らしい・・・。現行3.3ですが、3.4でも修正されず、3.5で修正されるかも、ということのようです。泣ける。。。

ということで、詳しくはここから。

まず、いつもどおりYumでアップグレードするかなーってことでUpgrading Fedora using yum - FedoraProjectのサイトをチェック。事前にやっておくべきことを調べてみたら、なんとまぁ・・・。今までで一番強く「非推奨」って書かれてるしOrz

There is a general warning about upgrading via. yum being unsupported at the top of this page. However Fedora 17 is very special. You should seriously consider stopping now and just using anaconda via. DVD or preupgrade, unlike all previous releases it's what the yum/rpm developers recommend. Continue at your own risk.

どうも、Fedora17からは/binやら/libやらが/usr/binのシンボリックリンクになるそうで。それのマージ処理をしないといけないからパワーユーザにしかおすすめしないし、基本おすすめしないとのこと。PreupgradeかインストールDVDでアップグレードを推奨するよとのこと。

正直、ここまで非推奨と言われてしまえばさすがにビビるってことでいさぎよくDVD落としてきました。えぇ。
Preupgradeやるには/bootの容量が不足しているのでyumかDVDしかないですしね。。。

で。はて何年ぶりだろうというanaconda経由のインストール。アップグレードなんで特に設定することは何もなくさくさくとインストールしていきます。

で、小一時間でアップグレード作業は完了。さくっと再起動!

で、ここからが地獄でしたw まぁ再起動自体は問題なく。ただ、これあとから気付くことですが、このとき選んでたカーネルがFedora16のものだったようで。シャットダウンした時に気付いたんですけどね・・・。

とりあえず起動して、まずはyum upgrade・・・ってやろうとしたらなんかあほほど依存関係壊してるし!?
まぁ、DVDでのインストールってたしか
# rpm -Uvh --force --nodeps
だった気がするんだよなぁ・・・。今は違うのかもしれないけど。まぁそんなこんなで、結局はyumで更新した時と同じ程度に面倒な作業を延々とやってました。
おまけにここ数日のくそ遅い回線速度のせいでWiMAX使って更新することに。。。持っててよかったWiMAX。すまぬ、すまぬ1GB以上ダウンロードしてしまって・・・w

で、アホほど溜まってた依存関係の壊れたパッケージを綺麗に更新し、もう夜も遅かった(てか空が白んできてた朝4時前)のでご就寝。
このとき、シャットダウンがおかしかったんですよね。shutdownコマンドが見つからないとか言ってカーネルパニック起こしてて。
まぁ、カーネル更新したけど、M/B交換してからdracutでinitramfs作り直してないしなーinitramfsが整合取れてないんだろうとか思いつつ、眠かったから寝たんですね。

で、次の日。いそいそと起動しようとしたら、はい起動不能! メンテナンスモード直行ですよ。
で、このメンテナンスモード、直接の原因はVirtualBoxでUSBを使うために設定した/etc/fstabの次の一行にありました。
none                   /vbusbf                 usbfs   rw,devgid=501,devmode=664       0 0
色々と必死こいて調べた結果、
1. usbfsなんてファイルシステムがなくなってたらしく、マウントに失敗
2. それに引きずられてあらゆるマウントポイントをマウント失敗
3. メンテナンスモードこんにちわ
ってことだったらしい。

まぁそれに気がつくまでに随分遠回りしました・・・。まずPlymouth立ち上がってすぐメンテナンスモードに落ちるけれど落ちた時にはもうメッセージは流れて消えてしまっていたからカーネルオプションにnomodesetを追加してPlymouth無効。
で、こんなメッセージを眺めながら原因追求。
送信者 2012/06/02
最初は/libとか/binのシンボリックリンクのマージ作業がなされなかったのかと思ってrc.convertfsをカーネルオプションに追加したり、initramfs作りなおしたり色々とやったけど全部ダメで。
で、Fedora17のカーネルは駄目だけどFedora16のカーネルなら起動できることが分かってなんどか差分を探したけど分からなくて、途方に暮れてたけどようやく解決。
いやほんと、私はアップグレードで起動しなくするのが得意だぜ・・・

ただ、インストールDVD突っ込んだ時からずっと疑問に感じていたのが、デュアルディスプレイでHDMIが出力されていないという事。
Fedora16のときには表示されていたようなそうでもないような。

まぁ、大変はた面倒なことに、認識はされてるんですよね。DVIもHDMIもxrandrで見るとconnectedになってる。
ただ、HDMIはPlymouthが起動した瞬間に信号なしに。

だからnomodesetで起動してみたら、まぁ問題なく表示されてる。ただ、nomodesetにするとvesaドライバに落ちるから非常に残念なことになるのね。
で、色々とやってると、不意に気付いた。

一度xrandrでHDMIのディスプレイをOFFし、再度ONにするとちゃんと映像を出力するという事に。。。

どうやら、色々と調べているとLlanoではデュアルディスプレイ環境にしてるとDVI以外の端子からサスペンド信号を流しているらしく、ディスプレイがスタンバイ状態に落ちるんだとか。
だので何かしら制御信号を端子に投げてやることでディスプレイを起こすことが出来るらしい。。。
いやそもそもスタンバイに落とさないでくれよと。

Llanoに限らずAMDのカードでは頻発しているようで、解決法が書かれたサイトもあったんですがうちの環境ではそれは効果が出ず。
一応、Kernel-3.4では解決されず、Kernel3.5で解決されるかもしれないってことですがだいぶ先ですね・・・。

まぁ一応、ディスプレイが表示されない訳じゃないのでしばらくは手動で対処します。。。

ほんと、LinuxでAMDは相性悪いやね・・・。とても他の人にはオススメできないわw

あ、あと、私のFedoraインストール記ですが、Blogを振り返ったところ、Fedora2からは記録が残っていました。唯一Fedora14だけ見つからなかったんですが、それ以外はちゃんと記録残してたんですねぇ。
Fedora14に関しても、おそらくTwitter振り返ればやっているでしょう。。。 あとで確認しておこう。

この記録を振り返っても、まー相当な確率で起動不能に陥っているので、Fedora2から17までのインストール記録をまとめた記事でもそのうち書こうかと思います。
起動不能率を調べたら面白いことになりそうだw

2012年6月2日土曜日

[PC]M/B交換の儀



ってなわけで、先日購入したA9-3820とA75 Pro4-Mを装着!
TwitterやG+にアップしたりなんだりしながらの作業だったのでめっちゃ時間かかりましたが、特にそんなことはせず黙々と作業したら1時間くらいで片付いただろうか・・・?

いつも苦労するからと思っておっかなびっくりCPUクーラーをつけたけどなんてことはなくほとんど力入れなくても今装着できるようになってるんだね!知らなかったよ!Orz

まぁそんなこんなでいそいそと組み立てて、まずはHDDとかはつながずに最低限の接続だけで起動テスト。
おぉ。。。始めてUEFIの画面見たけど、BIOSでマウス使えるってなんか変な感じやなー
ただ、ユーザビリティ的には微妙な感じ。レスポンスが遅い。。。 見た目は派手になってるけど、残念ながら見やすいという事はなく。
まぁあんまり普段から触るような場所ではないから気にしなくてもいいのかもしれないが・・・。

で、オンボードのデジタル2出力が問題なくなされていることを確認。これができることを目的にしていたのでほっと一安心。

続いてHDDを接続して、まずはWindows起動。こっちの方が何かと手っ取り早い気がしましたので。AMDからAMDだし。
とまぁWindows起動してみたら、解像度は残念なことになっているものの問題なく起動したっぽい。。。
って思ったんですよ。そしたらまさかのキーボード認識せずOrz マウスはPS/2だったから問題なく認識されていたようだけれど、キーボードはUSB3.0のポートに挿していたので多分認識しなかったものと思われる。
しゃーないのでスクリーンキーボードでログインし、添付されてたドライバCD突っ込んでドライバインストール。

いやしかし、7になってもWindowsはWindowsやね。再起動につぐ再起動。4回は再起動したかな?
まぁまずUSBドライバが自動で入り、キーボードが効くようになり、LANドライバが入りネットに繋がるようになり、グラフィックドライバが入り解像度が正しく表示されるようになり、あと何が入ったっけな、なんか色々と入りましたw

ドライバ入ったので諸々セットアップ。Radeonはなんで最初黒枠で覆っているのかね・・・? アンダースキャンなんていらんやろう。
さくっと修正した後、サウンド設定。いやはや、今って標準で自動音場補正機能ついてるのね・・・。マイクがあったら自動で補正してくれるんだとか。AVアンプイランやん・・・。こいつ7800円のM/Bやぞ・・・?

そして期待していたとおり、HDMI出力でリニアPCMのマルチチャンネル出力OKでした。最大192kHz 24bit 7.1ch対応。まぁそんなことしないんだけれど・・・wただ、44.1kHzの倍数はなぜか24bit非対応。うむむ。。。惜しいやね。
とりあえず、1万円しないようなM/BでもHDMI出力ならリニアPCMでマルチチャネル出力が可能という事が分かった。そろそろCDオワコンにしてマルチチャネルな音源配信始めてもいいと思うんだ・・・。mp3はどうだったか忘れたけど、最近のフォーマットならマルチチャネルよゆーで対応しているわけだし。
ミキシングが大変ってのはあるんだろうけど、聴く側の環境としては整いつつあるんだからそういうのを出してもいいんじゃないかなぁ。

ま、それはさておき、Windowsで問題なく起動したことを確認したので続いてLinux。
こっちは映像と音が出るかってところを来にしていたけれど、不安的中。
さくっと立ち上がったはいいけれど、映像がDVI側にしか出ていない。

dmesgを確認したところ、一応HDMI自体は認識しているっぽい。しゃーないのでxrandrでHDMI側を一旦OFFし、すぐにONしたらディスプレイは無事ついてくれたり。
次にHDMIオーディオ。こちらはディスプレイが表示されたら一応鳴るようにはなった。
ただ、最初気付かなかったんだけど、どうもこれサンプリングレートが間違っているようで、うまく音が鳴らない。
正確には鳴っているんだけどスロー再生。女の人の声がオカマにしか聴こえないのは嫌すぎるwww

さらに、これ再起動したらまたディスプレイに映らないから毎度毎度やらなくちゃいけなかったり。どうもドライバをご認識しているんじゃないだろうかっていう気もしている。dracutやり直してないしね。これはどうせFedoraをバージョンアップするからその時でいいやみたいな感じ。

しっかし、さすがLinux。Windowsは再起動しまくってドライバ更新しなきゃならなかったけど、Linuxでは(微妙に不安定な場面があるとは言え)ドライバも自動でロードされてさくっと起動。DVIのディスプレイ1枚の使い方なら何事もなかったかのように動いていたはずだしね。

ま、HDMIオーディオに関しては正直鳴らなくても仕方ないと思ってたから、むしろ鳴っててびっくりした感じ。X.orgのページではLlanoのHDMIオーディオはTODOになってたからなぁ。
まぁ、これがLinuxの面白いところ。Windowsだとこんな中途半端な状態で製品が出てくるわけないんだけど、Linuxだとそんなことがざら。まぁそのうち対応はするんだろうけど、その進化具合を楽しめるのはLinuxならではだと思ってる。まー、HWの性能を完全に引き出せているわけではないからそういう意味では勿体無いとも言えるんだけれど。それに対応しきれない場合もあるしね。
ま、それはそれ。どこを楽しむかは人それぞれという事で。

とりあえず、M/BとCPU交換は無事うまく行きました! Windowsエクスペリエンスインデックスはグラフィックが3.5点から5.6点くらいに上がってたのでいい感じに性能アップしたみたい。あんまり実感はないけれど。

ポテンシャルとしてはHDMIオーディオでリニアPCMのマルチチャネル済世の可能なことが分かったし、こいつは結構長いこと戦えるかもね。

ちなみに、たまたまレシート残ってたので前回のCPUとM/Bのお値段と今回のを比較してみよう。

<<前回>>
CPU:PhenomII X4 905e 17280円
M/B:GA-MA 785GPMT-UD2H 11980円
AMD+1万円以上M/B値引き -1000円
Phenom特別値引き -2000円
合計:26260円

<<今回>>
CPU:A8-3820 9980円
M/B:A75Pro4-MA75 7680円
AMD+1万円未満M/B値引き -500円
合計:17160円

いやはや、買ったのは2年前とはいえなんだこの価格破壊・・・。CPUのスペックは全然変化してませんが、グラフィック性能、USB3.0、SATA3、HDMIオーディオ強化とかを考えるとほんと信じられないなこれ。
前回は初クァッドコアってことで結構奮発してたのね。AMDでこんなに金掛けてるとか意外だわ。いつもは今回くらいの価格でしか狙わないのにw

とりあえず、前のM/Bに4GBのメモリを残しておいたから、HDDさえ見繕えばすぐにでも使える状態。実家に投げるか、どこか他で有効活用するか・・・。
まだ現役で使える程度のスペックだしね。有効活用していきたいなぁ・・・。

まそれはさておき。
さぁFedoraの更新だよ・・・!