2018年7月15日日曜日

[Linux]ChromebookでPC版Firefoxを動かす

素直にChrome使えよって話だろうとは思いますが・・・。
それでも僕はFirefoxが好きなんだ・・・!!!
ってことで、自分の使うChromebook(ASUS C101PA)のDevチャネルに仮想Linux機能が降ってきていたようなので、これを使ってFirefoxを動かしてみました。
※ Chromeで仮想Linuxをセットアップする方法は Samsung Chromebook Plusで新機能Crostiniを使ってLinux仮想マシンを試してみた | Chrome速報 を参考に実施くださいませ。

18年7月時点では、Linux機能自体がBeta版のため、Firefoxもかなり不安定ですが、安定さえしてくれば問題なく使えます。
もっとカクカクするのかと思ってたんですが、今の仮想化っていいパフォーマンスで動いてくれるんですね・・・。

さすがに素で動くChromeとは比較になりませんが、仮想Linux上ではフォントのインストールも可能なため、noto-sansを初めとして好きなフォントをブラウザで指定できるのが素のChromeに対するアドバンテージかもしれません(まだ簡単には素のChromeのフォントって変えれないよね・・・?)。

また副次効果?として、Linux環境は独立しているため、ChromeでログインしているGoogleアカウントとは別アカウントでGoogleサービスを使うことができます。複垢使いの人にはありがたいかもしれません。もちろん、Firefoxではなく、Chromiumや、試してないですがChromeもインストール可能だと思うので、PCのように複垢Chrome同時起動とかもできちゃいます。Chromebookでブラウザ同時起動なんてことをしたくなる場面があるかどうかはさておき・・・(笑)

さて、次に試してみたいのはプリンタが動作するのかどうか。Chromebookの弱点として、プリンタがクラウド化されていなければ使えない、ということがあります。これが仮想Linux化により、扱えるようになっていたらなかなかのインパクトではないかと・・・。USB機器にアクセスできるかどうか、ですね。これの仮想化技術には何を使ってるんだろう・・・? KVM?

何はともあれ、Chromebookで完全なLinuxが手軽に動かせるようになったのは魅力的。発表されたときには「Android Studioが動く!」とか、「VS Codeが動く!」ってことで、開発環境としての充実度が高まることがフィーチャーされていたような感じがしましたが、それ以外にもかなり可能性が広がりそうです。
つい先日、Surface Goが発表され、低価格でフルWindowsが動くってことでポータブルな開発環境としてはこれで決まりか・・・!?なんて夢見ましたが、日本ではOfficeバンドルで6万円から、ってことで「解散!」ってなったので、まだまだChromebookにも優位性がありそうです。
(あっちはあっちで、Surfaceペンが魅力的ではありますが)

もうちょっと、Crostiniで遊んでみましょうかねー!