このところサウンド絡みの話ばかりですね^^; VMwarePlayerといえばかの有名な仮想化ソフトの無料版ですが、Linuxをホストとして利用する場合、VMwareで起動するゲストOSのサウンドを有効にするためにはホスト側のサウンドデバイスである/dev/dspをがっちり掴んで離さないんですよね。その場合、ゲストOSのサウンドを生かす代わりにホストのサウンドを犠牲にしなくてはいけないんですよね…。それは面白くない、ってことで代替手段を探していたんですが、なんとか設定出来たっぽいので備忘録。
ホスト側が用意するのはesd。まぁGnomeがインストールされていたら大抵は入っているはず。入ってなかったら放りこむ。で、
$ esd -nobeeps -as 2 -d default -r 48000 -promiscuous -port 16001 -public -tcp &
と起動。「-r 48000」はサンプリングレートなので、各自の環境によって44100などに変更。「-port 16001」も同様に待ち受けるポートを各自で設定。
続いてゲスト側の設定。ゲストにWindowsXPをインストールしているとする。まずWinESDってなツールを探してきてゲスト側で展開。でもって、コントロールパネルから新しいハードウェアの追加。ジャンルはサウンド又はゲームコントローラ。で、ディスク使用を選んで展開した先のINFファイルを指定。で、とりあえずインストールインストール。
インストールが終わったら再起動する前にregedit。HKEY_LOCAL_MACHINEのSOFTWAREにて右クリックし、新規->キーを選択。そこで「Enlightened」と入力。続いてそこを右クリックして新規->キーにてWinESDを入力。さらにここで右クリックして新規->文字列。文字列には「ESPEAKER」と入力。そこでダブルクリックして値のデータ欄に「192.168.xxx.xxx:16001」とホストOSのIPと指定したポートを入力。ここまでできたら再起動。
で、うまくゲスト側のサウンドが聞こえてきたら成功。失敗しても責任はとれません;-)
ホストがWindowsでゲストがLinuxの場合はゲストの設定を正しく行えば特に何も考える必要はないですしね〜。後はVMwarePlayerを起動するときにホスト側でesdを上げておくことを忘れないようにするだけです。あ、ESDがdmixを利用しない場合はホストのアプリもTCP/IP経由でesdに接続しないといけないそうです。dmixの設定をきちんとしておきましょう。きっとFC4以降ならデフォルトでなっている…はず?多分…。
で、きちんと再生できるかためしたのですが、特に何の問題もないですね。動画の再生の場合はCPUリソースを結構持っていかれてしまいますがまぁそれも御愛嬌。ビデオドライバの機能が結構制限されている所為かなと思ってもいるのですがどうなのでしょう? それともXPなのにメモリ割り当てを128MBなんかにしてるからだろうか…。まぁLinuxで作業しているときにWindowsでしか見られない動画なんかがあったときくらいはお世話になるかも。IEでしか見られないサイトってな程度でしたらWineでどうとでもなることが多いですしね^^ 便利になったものだ(笑)
ってなわけで又ひとつLinux環境が便利になりました。ん〜、これはLinuxTipsとしてもひとつのBlogにもアップしておこうかな〜。
# ようやくうちのタグクラウドが変化を見せましたねぇ。結構件数が溜らないと変化しないものだったのかしら???
※ 不足と間違いがあったので加筆修正。
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