2007年12月9日日曜日

Wine恐るべし・・・!


久々にWineを弄り倒してました。相変わらずIE6のインストールはできないままですが(できるにはできたけど、他のアプリと連動してない)、意外なアプリケーションを動かすことに成功しました。
まず1つめがfoobar2000。こいつは完璧に動作します。Linuxには便利なエンコード変換アプリがない(見つけてないだけかも?)ので、変換器として使うにはもってこいだったりします。もちろん、音楽を再生することも可能。Fedora8ではPulseAudioが採用されているため、WineのサウンドドライバにALSAを採用していると音が鳴りませんが、ESD経由にしてやれば問題なく再生できます。
さらに、ffdshow-tryoutsも稼働しました。まぁLinuxにもffmpegがありますし、FLVとかはxineやmplayerで再生可能なのでffdshow-tryoutsの必要性は薄いです。
が、動画のエンコードを行うなら話は別。現状、Linuxでニコニコ動画にうp主画質でアップロードするのは非常にハードルが高いです。
が、Winでは環境が整ってます。ニコニコ動画まとめWikiに高画質動画アップロードの方法が載ってますが、すべてWineで動作することを確認しました。
まとめWikiではffmpegを使用しているところがあります。それはLinuxネイティブのffmpegで代用可能です。よーは、On2VP6のaviが作成できるかどうかなんですな。
mencoderを自前でビルドしたらLinuxでもOn2VP6のaviを作成できますが、Wineでffdshow-tryouts+AviUtil(VirtualModDubなど)を使ってエンコードする方が楽だと思います。
さらに、動くとは思っていなかったですが、東方風神録体験版が動作しました。DirectX9をインストールしなくてはいけませんが、それさえなんとかできれば動作はします。
が、FPSはひどいもんでした^^; SSをアップしてますが、20くらいしか出てません。とてもまともにプレイできるとは言えないのが現状。まぁ、動くとは思っていなかったので、動いただけでも驚きです。
ただ、なぜかBGMは一切鳴ってくれませんでした。SEは鳴ってるんですけどね。謎だ。風神録の体験版は全部WAVEだったよねぇ・・・?
しかし、DirectX9を使ったゲームですら動くんだから、Wineも結構実用的なアプリを動かせるのね。Linuxではゲームはできないとずっと思ってたけど、これは認識を改めるべきかもしれない・・・。
また、LinuxでもソフトはあるけどWineで動作させた方が便利なものに、アーカイバソフトがあります。大抵の圧縮方式にLinuxも対応してますが、日本語を含むファイル名のファイルを圧縮したアーカイブは、Linuxで展開するとファイル名が化けることがほとんどです。
一応、convmvっていうファイル名のエンコードを変換してくれるコマンドもあるんですが、そんなの使うよりWineでWindows向けのアーカーバソフトを動かして展開した方が便利です。
Wineも完全ではなく、動かせないパッケージも多数ありますが、とりあえず試してみるだけの価値はあるかもしれません。思いも寄らないパッケージが動作します。
ただ、最近は.NETが流行りなんですよね。こいつはさすがにWineでは動作しません。代わりにMonoとかがありますが、.NETでGDI+とかを使われるとアウトです。最近のMonoだとWindows.Formsクラスはサポートしているらしいので、これまたシンプルなアプリだと動作してくれます。
そう言えば、ようやくDELLの日本法人が対応ブラウザにFirefoxを追加してくれましたね。これでLinuxからでもDELLのPCを注文できるようになります(笑)
ん? あら、考えてみたら本気でWindowsいらなくなってしまうんじゃね・・・?(ぉ

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