2005年10月12日水曜日

そこを曲げるというのはいかがなものかしら・・・?

参議院にて郵政民営化に反対した人たちが次々と”賛成”へ転じる中、注目されていた元自民党(と言っちゃっていいのかな)の野田聖子衆議院議員が「次は賛成票を投じる」と発表しましたね。
個人的には郵政民営化には反対なのですが、それをべっこに置いておいても、当選してから宗旨替えをしてしまうのはいただけないかな・・・。名目上、今回の選挙は「政策で勝負する選挙」と謳われていたかと思います。そんな中、「郵政民営化反対」という”政策”を掲げて選挙を戦い抜き、票を獲得して当選したのに、”民意に従う”という”免罪符”で鞍替えするのには残念でならないです。多数決という性質上、少数意見が切り捨てられていくこと自体は致し方ない部分があると思います。しかしながら、だからといって支持してくれた人の意見を捨てていいものとは考えたくありませんね。「野田聖子」という人物に投票した人はそれでもついていくでしょうが、「郵政民営化反対」という意味合いをこめて投票した人の意見は切り捨てることになってしまいますから。
当然、野田議員も相当悩んだとは思うのですが、郵政民営化に反対していてすら当選したことの意味は受け止めて欲しかったな、と違う選挙区ながら思います。
どんな御託を並べても、宗旨替えはあまりよろしく映りませんよ・・・?

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