2008年4月14日月曜日

[Linux][Fedora]最近のチャレンジをまとめてドン!

休日に1週間分のまとめをしなきゃならんってことであっちゅーまに時間が過ぎて行きますね・・・。困ったものです。
さて、今日の日記はLinuxネタで攻めます。興味のない方はスルー推奨です。
まず1つめはWacomのペンタブの設定。先日しーさんからペンタブを譲っていただきまして、そいつをLinuxで使えるようにしたときの設定を紹介します。
まず、Fedoraを起動します。推奨はFedora8です。と言いますのも、Fedora7以前のものとは設定方法が少し変わってきているからなんですね。
続いて、パッケージの確認です。必要なパッケージは「linuxwacom」と「wdaemon」の2つです。x86_64版もきちんと存在してます。インストールされていない場合はyumなどでインストールしてください。linuxwacomは標準で入っていると思いますが、wdaemonは入っていないかもしれません。
次に、ペンタブをPCに接続します。USBであることを前提としてます。シリアルケーブルの場合は分からないです・・・。ご了承下さい。
USBを繋いだら、とりあえずはポインティングデバイスとして動作します。が、筆圧感知やらイレーサーは使えません。その設定をしていきます。
USBを接続後、仮想ターミナルにてdmesgを実行します。そうすると、新たなデバイス情報が最後の方に追加されているはずです。私の場合ですと
input: uinput: Wacom Graphire4 6x8 as /class/input/input7

がペンタブに該当します。これが確認できたら、続いて
$ wdaemon -w

を実行します。するとwdaemonが対応しているペンタブリストが表示されますので、自分の所持しているペンタブを探し出します。私の場合はGraphire4 6x8ということで、
7 Wacom Graphire4 6x8

となります。必要なのは第1カラムの数字、私の場合「7」となります。これをメモして頂きまして、次のコマンドをroot権限で実行します。機種名や数字などは適宜自分の環境に合わせて変更してくださいね。
# echo "device = 7,/dev/input/wacom-tablets/graphire4-6x8" >\
/etc/wdaemon.conf

長いので改行しましたが、1行で書いてもらって構いません。「7」や「graphire4-6x8」の部分は適宜変更してください。複数台のペンタブを使いたい場合はそれぞれのデバイス情報を/etc/wdaemon.confに1行ずつで付け加えて行けばokです。
ここまでできましたらwdaemonデーモンの自動起動をONにしまして(chkconfigやデーモン設定ツールなど)、wdaemonを起動します。rootにて「/sbin/service wdaemon start」と実行すれば起動します。
起動を確認したら、/dev/input/uinput-devices/uinput-wacom-graphire4-6x8といったデバイスが出来上がっているはずです。これができていないとどこかで設定が間違っています。上の手順を再確認してください。
正しく設定できたなら、次は/etc/X11/xorg.confを編集します。編集ミスがあるとXが起動しないという事態に陥りますので、予めバックアップしておくことを強くお奨めします。例として私の設定ファイルを下に示します。これを参考に適宜修正してください。
(省略)
Section "ServerLayout"
Identifier "single head configuration"
Screen 0 "Screen0" 0 0
InputDevice "Keyboard0" "CoreKeyboard"
#++++ start wacom tablet ++++
### wacom tablet
# Stylus
InputDevice "Stylus" "SendCoreEvents"
# 消しゴム ( イレーサー )
InputDevice "Eraser" "SendCoreEvents"
# マウスとして使用 ( カーソル )
#InputDevice "Cursor" "SendCoreEvents"
#++++ end wacom tablet ++++
EndSection
#+++++ start wacom tablet +++++
# "Wacom Graphire4 6x8"
Section "InputDevice"
Identifier "Eraser"
Driver "wacom"
Option "Device" "/dev/input/uinput-devices/uinput-wacom-graphire4-6x8-tablet"
Option "Type" "eraser"
Option "USB" "on"
# Option "Mode" "Absolute"
# Option "KeepShape" "Off"
# Option "TopX" "3"
# Option "TopY" "44"
# Option "BottomX" "10205"
# Option "BottomY" "7386"
EndSection
Section "InputDevice"
Identifier "Stylus"
Driver "wacom"
Option "Device" "/dev/input/uinput-devices/uinput-wacom-graphire4-6x8-tablet"
Option "Type" "stylus"
Option "USB" "on"
Option "Button2" "3"
Option "Button3" "2"
# Option "Mode" "Absolute"
# Option "KeepShape" "Off"
# Option "TopX" "3"
# Option "TopY" "44"
# Option "BottomX" "10205"
# Option "BottomY" "7386"
EndSection
#Section "InputDevice"
# Identifier "Cursor"
# Driver "wacom"
# Option "Device" "/dev/input/uinput-devices/uinput-wacom-graphire4-6x8-tablet"
# Option "Type" "cursor"
# Option "USB" "on"
# Option "Mode" "Relative"
# Option "KeepShape" "Off"
# Option "TopX" "3"
# Option "TopY" "44"
# Option "BottomX" "10205"
# Option "BottomY" "7386"
#EndSection
#+++++ end wacom tablet +++++
(省略)

私が頂いたペンタブはマウスがついておりませんでしたので「Cursor」の項目はすべてコメントアウトしておりますが、マウスも有効にしたい場合はコメントアウトを外して下さい。空行以下のOption項目は基本的には放置で構いません。ペンの座標がおかしいな、などといった場合に有効にする項目です。不要ならば有効化する必要はありません。
ここまで書けたら1度ログアウトするか、「Ctrl+Alt+Del」にてXを強制再起動します。これで、ペンタブが有効となります。
これまでだとペンタブをX起動後に接続したり、あるいは他のUSB機器を繋いでからペンタブを接続するとXを書き直して再ログインという作業が必要で、事実上USBながら接続しっぱなしでないと使ってられなかったようですが、wdaemonのおかげでX起動後にペンタブを接続したり、途中で抜いてもう一度繋いで、とかが可能になったようです。wdaemonはFedora8でようやく搭載されたようですから、それまでは不便だったでしょうね・・・。
Fedora7以前でもwdaemonを自分でビルドしたら使えます。Ubuntuは標準で入ってるっぽい? Xの編集すらいらないみたい・・・。詳しくは分かりませんが。
Fedora8+wdaemonでかなり便利に(というか自然?)になったようですが、それでもXの書き換えとかwdaemon.confの編集とかの作業はハードル高いですよね。まだまだ一般向けのOSとは言い難いんやなぁという感想。まぁXの設定ファイルも自動的に作成されるようになるだろうと言われてるし、だんだんと使い勝手はよくなってきてますけどね。まだまだ、ハードルは高いようで。
ペンタブが有効になったら、動作確認はGimpやInkscapeで行って下さい。そちらの設定については検索すればたくさん出てくるので割愛します。wdaemonはFedora8で搭載されたということであまり情報がなかったので紹介しました。
続いてはLinuxでのノンリニアビデオ編集ソフトの紹介。Winでは商用ソフトがちらほらとありますが、Linux向けにはこれといったものがなかったんですよね。現在ではこれが最も高性能だろうというものを紹介します。
KDENLIVE
こちらです。ノンリニア編集を行ったことがある方はすぐ扱えるんじゃないでしょうか。WinXP以降のムービーメーカーみたいなものですね。対応コーデックはffmpegに依存してるようです。日本のテレビ向け形式であるNTSCにも対応してます。
まだバージョンが低いためちょくちょく落ちちゃうこともあるようですが、Linuxにもとうとうこの手のソフトが登場したのかーと感慨深いです。Linuxの弱点はマルチメディアですしね。このあたりが充実してくると使い勝手がよくなります。
まだFedora向けのパッケージは有志が用意してくれているものしかないようです。またx86_64版もありませんでした。Fedoraだと自力でビルドすることになりそうですね。その場合は色々と注意があるようなのでちょっとしんどいかも。そのうちリポジトリに入ることを期待しましょう。
さて、今日のところはこんだけ。予定では今月末くらいにFedora9ということで、GWのいい楽しみになりそうです。平日は仕事だから休日に一気に試すので、1日があっちゅー間に過ぎていきますね^^;さて、次はどんなことに挑戦しましょうかねぇ?