2010年3月27日土曜日

サウンドとの格闘

えー、前回のポストでサウンドの問題は一旦解決していたんですが、ちょっと気になるところもあったので昨日さらに弄って見ました。

まず、tsched=0をつけておくと、出力デバイスは問題なく音を再生できるようになるけれど、Webカメラのマイクが認識できなくなる。まぁALC889Aの入力端子は認識できているので、別でマイクをもっているならなんの問題もない。なんか損した気分になるくらい。

次に、そもそもtsched=0をつけないのがあるべき姿だということ。これをつけていると、なぜかPhononはSkypeにサウンドを奪われる。両方PulseAudioなんだけれども。

とまぁそんなこともあり、ちょっとした興味もありでRealtekで公開されているLinux用ドライバを適用してみました。

インストールは簡単。RedHat系ならアーカイブを展開した中に同梱されているinstallスクリプトを実行すればガリガリとALSAをビルドしてインストールしてくれます。デバイスドライバをゴリゴリ変更するので、割と危険。気にせずやっちまいましたが。

中身はただのシェルスクリプトで、ALSAのビルドを順次実行しているだけなので、気になるようでしたら手動で同梱されているソース群をビルドすればよろしいかと。
うちの環境では、最後のalsaconfだけ失敗しました。いつの間にやらFedoraのalsa-utilsにはalsaconfが同梱されなくなってたんですよねぇ。どうやらこいつでサウンドデバイスの設定をするようですが、私の場合はこれなしで再起動したら有効になってました。運が良かっただけかもしれません。

現状、tsched=0をつけなくても音は正常に再生されています。Skypeとの競合もなくなっており、あるべき姿を実現できてます。

ただ、悲しいかな今度はWebカメラのマイクが認識されなくなりましたOrz ALC889Aに特化したからなのかどうかは分かりませんが・・・。これは正直悩ましいところ。

というか、そもそもRealtekはALSAでドライバを公開しているのだし、それは本家にマージされていないのか? って話。バージョンを見たところFedoraのalsaと同じバージョンっぽい。

ということはoptionsのモデルを正しいやつに入れてやれば鳴るのか・・・? 正直よく分からん。Intel-HDAはややこしいのよなぁ。オンボードはそのあたりがややこしくていやだわ。PCI挿しておく方がよほどデバイスの誤認識が少なくてよろしいのはどうなのよ一体(苦笑)

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