2005年9月16日金曜日

朝日新聞記者による記事捏造事件について

この事件に関してはニュースでも大きく取り上げられましたし、新聞というニュースの中心的メディアが捏造した記事を公開してしまったという事実がショックだったので気になっていました。
私の家は朝日新聞を購読しておりましたので、本日の朝刊に3ページぶち抜きで今回の記事捏造時件の詳細などが記事とされておりました。
その内容を読んだ感想ですが、実際に取材メモを捏造した記者の意識が余りにも低いということでした。検証記事にも書かれてあった事ですが、朝日新聞社側のチェック機構が甘かったという点もありますが、それ以上に事件を起こした記者当人の意識が低かったように感じます。捏造した取材メモを元にした紙面が送られてきた時、その記者の感じた事はあまりに無責任で、非常にショックでした。「疲れていた」「どうでもよかった」、このような言葉が新聞記者から聞こえてくるというのは非常に残念です。
今日の朝刊に掲載された検証記事の内容は信頼される報道のために 検証・虚偽メモ問題 のページで見ることが出来ます。
ライブドアの堀江社長は、インターネットがあれば新聞は必要ない、インターネット利用者全てが記者になる。そうおっしゃっていた事があります(確かテレビだったと思うのですが…、すみませんソースの確認が出来ませんでした)。
しかし、ニュースを正確に伝える、あるいはできるだけ主観を取り除いた内容を伝えるということは簡単な事ではありません。だからこそ、地道な取材ときちんとした倫理観、責任感をもった記者によるニュース配信である新聞が成り立っていると思うのです。
それが裏切られる形となってしまった今回の事件。自民党の圧勝で幕を閉じた選挙戦で影が薄くなってしまった感じが致しますが、決して見過ごしてはいけない点だと思います。

2 件のコメント:

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    こちらはプロだと思って信頼してても、当のご本人には
    全くプロ意識がなかったり・・。これは新聞記者だけじゃなくて、
    医者だったり教師だったり、どの職業でも言えることでしょうけど、
    困りますね。ひたすら困る!新聞にウソの記事が
    書かれてたなんて、信じられませんでしたよー。

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  2. SECRET: 0
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    はるかさんこんばんは。
    そうですね、当の本人にプロ意識が無いことなんて、我々は知る由もありませんからね…。ほんとひたすら困ります!
    ほんと、この事件を受けて朝日新聞社、あるいは新聞記者さんの意識が変わってくれることを祈ります。

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