今日、ふと思い立って、ファイルシステムをext3からext4へマイグレートしました。
ext2からext3のときもパーティションを新規に作成ではなくマイグレートでしたが、そのときにあんまり苦労もしなかったので、同じような感覚で実行したんですね。
それがそもそもの誤りでした^^;
ネット上で探した情報では、どことも割と簡単に実行してたんです。tune2fsでコンバートしたあと、fsckを掛けるくらい。
ただ私の大きな誤算というか油断は、それらの記事が/パーティションを対象にしていない事を見逃していた事です。
そう、initrdの再生成を忘れていたんです…!
ファイルシステムのコンバートは無事にすんだのですが、initrdを再生成し忘れたため、起動に失敗。
仕方ないので、LiveUSBを作成(昨日買ったUSBがいきなり役に立つとは)。
そいつで起動し、Fedora領域をマウントしてchroot、mkinitrdでinitrdを再生成…でうまくいくと思ったんです。
ところがどっこい、それで起動しようとするとPlymouthのロードに失敗。なんかShared Libraryが見つからないとか言うエラーが。
しゃーないのでGRUBのブートメニューを編集し、rhgbを削除して起動。
が、どうもハードディスクの起動に行き着いていない様子。
何度か同じような事を試し、LiveCDのinitrdを作ってそれをコピーしてみたりしましたが結局ダメ。
ファイルシステム自体は壊れていないし、データもそのまま残っているにもかかわらず起動しない。
あー、再セットアップかー? つーかそれならいっそのことPC組み直すぞ…?とか半ば本気で考えていたんですが、まだ試していないことがあるって事で、そこに一縷の望みを掛けることに。
LiveCDは試しましたが、インストールCDによるレスキューモードは試していない。ここしばらくの間、FedoraのアップグレードはYUMで実行していたため、インストールCDとか作ってなかったんですよね。
とりあえず、容量の軽いネットインストールCDを作ることに。後から分かることですが、どうせ作るならインストールCDの1枚目だけが便利です。レスキューとして使うにも、ネットインストール版だとイメージのダウンロードが必要となります。
jaistのサーバからインストールイメージをダウンロードし、レスキューモードで起動。Fedoraを/mnt/sysimage/以下にマウント。自動でfstabの内容をマウントしてくれるんですが、悲しいかなブート時のデバイス認識順が異なっており、sdaとsdbが入れ違っておりました。
必要なところをマウントし直してchroot。そして再度mkinitrd。これで再起動してダメなら同バージョンでアップグレードかなーとか思いつつ起動したところ、なんとか起動!
いやー、一時はほんとどうなるかと思いましたが、なんとかマイグレーションに成功しました。
ぶっちゃけこんだけ苦労してまでアップグレードするような内容ではないんですよね^^;
下手な好奇心で余計な苦労を買ってしまいましたOrz
とりあえず、/パーティションのファイルシステム変更なんて気軽にやるもんじゃない、ってことですね。
けど/homeパーティションだけを変更してても同じような事になってた気がするなぁ。
いやまぁ、そんときゃ/homeを一旦マウントしないようにfstabを書き換えて、ちゃんと起動した状態でmkinitrdするからダメージが少ないか。
ほんと、無茶しすぎたわ^^;
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