2005年4月6日水曜日

え、小学校って何教えてるの…???

これが「発展」? 梅雨や月の満ち欠け、中学で
asahi.comからのリンクですが、驚き。「梅雨」と言う言葉は中学校でも発展の印つきで書いているんだそうです。
となると、一体小学校では何を教えているのかとすごく疑問に感じます…。自分達が小学校で習ったことが、中学、果てには高校へと持ち上げられる…。
日本は「四季」という気象的性質を持つ国であり、それを学ぶことは日本で生活する上でも大切だと思うのです。どうして日本の家屋は木造で、ふすま、障子などで部屋を仕切ったのか。何のために網戸やすだれが作られたのか。日本特有の梅雨、湿度の高い夏、そして冬と季節折々で環境がかなり変化するから、ですよね。木造家屋は呼吸する家屋とも呼ばれます。地域の気候に応じて家屋や生活形態は変わって来ます。それは、小学生であろうとも離開できる範囲だと思うのです。
6月には雨が多い、それがどうして起こるのかと言うメカニズム「小笠原気団と太平洋気団が日本の南海に居すわり続けて〜)なんかを小学生で教えるべき、とまでは思いませんが、せめてそう言った現象があるんだよ、と言うことくらいは教えてもいいと思います。
何時の頃からか、詰めこみ教育が良くない、ゆとりが必要と言われて来ました。
でも、私は義務教育は多少詰めこみ気味でいいと思うのです。得意、不得意があるのは当然です。でも、多くのものに触れないと何が得意で何が不得意かも判断できません。自分の特性を知り、不得意なものを伸ばす、あるいは得意なものを伸ばす。それはとても大事な事ですよね?
今日の小中学生に、一体何を教えて行くべきなのか。どう育っていって欲しいのか、それを考えて指導要領は作られるべき。大人が勝手に「子どもはこう思っているに違いない」と決め付けるのは危険です。「詰めこみは良くない。」という根拠は、一体どこにあったんでしょう。
嫌いな科目は嫌い、それでいいじゃないか。それを知ることが出来た、それだけでもその科目を勉強した価値はあるじゃないか。数やらないと、当たりは中々出て来ない。宝くじだって、買わなきゃ当たらない。
20歳までは、親が子どもの面倒を見る。子どもの人権も勿論保護されるべきだが、親の保護化にある未成年の間は、親が責任を持って子どもにいろいろと勉強させるべきだ、そう私は考えています。子どもに自由を与えたら、「責任」を負わないのですから「楽」に流れます。
勉強ギライな子どもが増えた、ほんとうにそうなの…? 勉強ギライの子どもを作ったのではないの…?

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