2007年8月19日日曜日

う〜んむ、既存のイメージを使うことはできないのかな?

カーネルの仮想化機能「KVM」を使うには
ここに紹介されている方法を使うと、virt-managerを使ってKVMを実行できるようです。まぁその想像はついていたのですが、これはあくまで新規にディスクイメージを作成する方法です。既存のディスクイメージをvirt-managerで管理することはできないんでしょうかねぇ?
virt-managerは中々面白そうな機能を搭載しているので利用したいなーとは思っているのですが、元々Xenのために作られたツールであるため、KVM/QEMUでは利用できない機能もちらほら。まぁ、KVM/QEMUは(このツールで管理するのは)おまけと思っておいた方がいいのかも知れませんね。Xenのイメージを管理するのであれば、VMServerのような管理が可能なようですので便利そうです。
KVM、実行速度には何の文句もないのですが、QEMUがベースな為、ネットワークの構築が難しいですね。VMware系であればNATなりブリッジ接続でホストとゲスト間のネットワーク構築は簡単ですが、QEMUはホストとゲストが基本的には完全に別離されるようです。そのためsmbプロトコルでファイル共有をしようと思ってもやりにくいのが現状。引数に-smbを与えることでディレクトリを共有できると在るのですが成功せず。ここがちょっと利用する際のネックになりますかねぇ。まぁ完全にスタンドアロンで利用する場合であれば問題はないですし、ゲストがインターネットに接続するのは簡単に実現できるのでファイル共有もやってのけられないことはないんですけれどね。ローカルにDNSとFTPサーバでもたてれば完璧でしょうね。そこまでやる意味があるかは疑問ですが^^;
VMwareに対してKVMの最大のアドバンテージはカーネルにマージされていることでしょう。VMwareはカーネルが更新される度にモジュールを作り直す必要がありますが、KVMはカーネルにマージされているためカーネルを更新すれば自動的にKVMのモジュールも更新されます。ちょっとした手間と言えばそうですが、塵も積もれば何とやら。毎度の更新はやっぱり手間ですね。たまにしかVMを起動しないのならなおさら。
仮想化と言えばXenが賑やかだったのですが、このところあまり目立った話は聞きません(ビジネスの話ばかりですね)。あれに比べたらKVMの方が敷居は引くそうですし、ネットワークがもう少し扱いやすくなるとぐんと人気が出そうなんですけれどね。頑張って欲しいところ。
まぁでも、QEMUの最大の利点は各仮想化ソフトのディスクイメージを作成できる点にあるかも知れない(笑)