1CD LinuxとしておなじみだったKnoppixですが、4.0になっていよいよDVDにての登場です。以前にもDVDメディアにてのリリースがあったのですが、あれは実験的位置づけとして公式バージョンを与えられてのリリースにはなっておりませんでした。
しかし今回は公式バージョンでのDVDリリース。いよいよDVDの時代到来といった感じですねぇ。Fedoraは割と前からインストールDVDをリリースしておりましたが、依然としてCDのリリースも行っております。やはりまだCDを淘汰する訳にもいかないようですね。
さて、DVDになり大容量となったKnoppix。もちろん今まで搭載を諦めていたパッケージも搭載することが出来るようになっております。私にとって嬉しいのはTeX環境が搭載された事ですね。今まではKnoppixの理数向けEditionにしか搭載されていなかったのですが、本筋のKnoppixに搭載されることとなりました。逆に私にとってどっちでもよかったかな〜と思うのはWMとしてGnomeが搭載された事。もちろん、Gnome搭載を望んでいた人もいたでしょうから、これは私個人の感想ということで(私はKDEユーザなのです)。
こうして大容量メディアが主流になっていく訳なのですが、できたらKnoppixにはライト版としてCDでのリリースも続けてほしいなと思っています。私にとってKnoppixって手軽にLinuxを試せる道具としてというより、Xを使えるレスキューツールとしての意味合いの方が強いんですよね。実際の所、レスキューツールとして使うには今で十分過ぎるくらいの機能を持ち合わせていると思います。だったら今持っているKnoppixだけ使っていればいいじゃないかといわれてしまえばそれまでなんですが、Knoppixが搭載してくるパッケージって私が知らないモノが結構あったりするんですよね。それが楽しみで毎回DLしては試してたんです。その楽しみがあるので、できたらCD版もリリースしてほしいなと考えてます。1CDに収めるために苦心して選んだパッケージ。それを毎回楽しみにしているユーザは私以外にも結構いると思うんだけどなぁ。
Knoppixで初めて出会って気に入っているパッケージのひとつが予測変換エンジンPRIME。使ってみると結構面白かったんですよね(参考投稿:予測変換エンジンPRIMEのインストールに挑戦してみた)。こういう楽しみがあるのでKnoppixは新しくリリースされたらDLしてきたのですが…、DVDとなるとダウンロードするファイルのサイズも大きいですし(なんと3.8GB!)、何より私DVD書き込みドライブ持ってないんです(T^T)
DVD-ROMドライブは持ってるので雑誌を買えばKnoppixのDVD Editionは試せるのですが、ダウンロードすればメディア代だけで試せるというのはやはり手軽でいいんですよね(RWならメディア代もケチれますしw)。ただ、DVD1枚分というのはADSL 8Mな私にはちょっと厳しい。
世の中どんどん大容量コンテンツへと向かっていってますしねぇ、仕方がないのは分かるんですが、なんだかちょっと、もの悲しさも感じますね。
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