「守秘義務」に守られる裁判官? 田中 早苗 - 新聞案内人 :新s あらたにす(日経・朝日・読売)
裁判官制度がスタートした訳ですが、あんまりニュースで「裁判員が判決に関わった」みたいなのを聞かないなーと思ったら、なるほど守秘義務があるから喋れないんですね。公には。
実際問題、人の口を塞ぐことなんてできるわけなくて、飲み屋でポロっとこぼしてしまうことくらいそら当たり前のようにあるだろうと思ってますし、立法側もそう感じているでしょうが、テレビのインタビューとかには答えられませんわなぁ…。
けどそれって、全然裁判制度の「見える化」にはなってないですよね。
「誰がどういう量刑を下したかが分かると”お礼参り”の危険がある」
いや、むしろ自分の発言記録がない方が逆恨みを受けるんじゃないかと思うんだけどどうだろう?
「あいつが俺に有罪判決を下したに違いない!」
とかって決め付けられて、実際には違った場合、どうやってそれを証明しろというんだろう?
そもそも私はこの制度は(現状の制度の下では)反対なんですが、実際に裁判員になられた方の話も聴けないようでは、私のように懐疑的な人間を納得させることなんて到底できないと思うんですけれどね。
今日、たまたまうちの会社のイントラに裁判員制度の話題が出てました。管理職の方はご配慮下さい、みたいな内容だったと思う。実際裁判員として出廷しなくちゃならない場合、有休として扱われるのかどうなのか。そのあたりもよく知らないんですよねぇ。
ほんと、うまくいく(いってる)のかねこの裁判員制度は…?
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