2008年5月19日月曜日

[Linux][Fedora]Fedora8から9へ

さて、今週半ばに公開されたFedora9。早速昨日Fedora8からアップグレードしてみました。
長くなるので、続きは畳んでおきます。
使って見た感想としましては、意欲作だなぁ、ですね。今月末くらいになると諸々のバグやら不具合が洗い出されて、使いやすくなっていると思います。時間が解決してくれるであろう不具合満載です^^;
Gnomeは起動していないので分かりませんが、KDEは全体的に暗めの色合いになりました。これといった不具合もなく、使い易いですね。いくつか不明な点もあるので、追々調べるとします。
ひとまずは、満足かな。またAnthyの変換効率が落ちてる気がするけどw 更新する度にアホになってる気がするのぅ・・・w
さて、私と同様、Fedora8からYumでアップグレードする方はこちらを参考に頑張ってください。
YumUpgradeFaq - Fedora Project Wiki
すんなり行く人はすんなり行きます。引っかかる人はとことん引っかかります(苦笑) 特にfreshrpsやらlivna、ATrpmsなどを利用していたら引っかかる確率大です。根気良く頑張りましょう。
というか、新規の方が楽で安全なんですけれどね。新規でインストールしやすいように設定ファイルのバックアップと言うか自前で設定した設定ファイルは把握しておかないといけないなぁ。



さて、上にも書きましたが、Fedora9へはYumでアップグレードを行いました。
YumUpgradeFaq - Fedora Project Wikiに書いてある内容については、Fedora7->8に比べて随分少なかったのでたかをくくっていました。
が、結構引っかかりましたOrz まず、鉄則通りfedora-release*パッケージをFedora9用にアップグレード。その後、Yum系とRPM系の更新。
ここまではすんなり行きました。が、その後groupupdate Baseでコケる。依存性解決に失敗しまして、libcryptoやらなんやらの依存が大量に。
で、その依存しているやつらを削除しようかと思ったんですが、かなりのパッケージを巻き込んで行くご様子。仕方ないので簡単そうなcupsから〜と思っていたんですが甘かったです。
後で気付いたことなんですが、Yumを更新したにもかかわらずなぜか/etc/yum.repos.d/update.repoファイルが更新されていなかったらしく、Fedora8のリポジトリを見に行ってました。
更に不幸な事に、依存性で文句垂れられていたcupsのパッケージ、Fedora9よりFedora8の方がバージョン高かったんですよねOrz その為、Fedora8のupdateリポジトリが優先され、依存性解決の邪魔をしていたという次第。
それに気付きまして、手動で設定ファイルを修正。yum clean metadataを実行してリポジトリデータ更新。ようやくcups絡みのエラーから解放されました。
その後も依存性解決をちまちまと行っておりましたいくつか依存性が解決できず、KDEをまるごと消したりしてましたね^^; ちゃんと入れ直したから問題ないものの、さすがGnome主体のディストリビューション。Gnome絡みのエラーは出ませんでしたからねぇ・・・。
まぁ、KDEは3から4へと大変更されてますし、仕方のないところではあるかと思います。他にもKDE4を採用しているディストリビューションはありますが、Fedora9ではなんとKDE3は存在「しません」。完全にKDE4へと移行するという大冒険を行っています。
KDE4はまだリリースされたばかりでバグが多い、ってな話題が色々なBlogで投稿されていましたが、今のところ特に何の問題もなく動作しています。pulseaudioとphononの相性問題とかもKDEのHPに書いてあったんですが、問題ないみたいですね。
強いて挙げるとするなら、ファイルマネージャ等のディレクトリ選択のポリシーですかね。KDEはシングルクリックでディレクトリを開いちゃいます。KDE3系では設定でダブルクリックにすることもできたんですが、KDE4ではその設定をどこでやればいいか分かってません。慣れていないため、選択するつもりでついディレクトリを開いてます^^; 慣れの問題でしょうけれど。
KDE以外にも、Fedora9ではかなり思い切ったパッケージの採用が行われています。
例えば、Firefox3のβ版。これまたFirefox2は用意されません。私はそれほど拡張は入れていませんが、それでも半分位は未対応で無効化されています。残念です。
GoogleツールバーとTabMix、そしてマウスジェスチャーが無効化されているのが辛いところ。SecureLoginとグリモンが有効だったので、通常使用には耐え得るかなと考えてます。まぁこれは時間が解決してくれる問題ですね。
また、UpStartという、これまでのSystemV方式とは違う起動シーケンスを採用しています。これにより色々と恩恵が受けられるようですが、詳しいことは分かってません^^; 勉強不足です。
その影響かは不明ですが、avahi-daemonとhaldaemonが起動に失敗します。avahiはともかく、HALが失敗するのは非常に厳しいですね・・・。HALに依存してるプロセスは結構多いので、これはなんとかしたいところ。
ログイン画面が立ち上がってからそれぞれのデーモンを起動させたら、何のエラーもなく起動するんですよね。謎だ・・・。
困っている点としては、まだnVidiaのグラフィックドライバが提供されていないところですね。Fedoraがあまりに新しいX.orgを採用したため、nVidiaが追いついていないようです。AMD(ATI)についてはオープンソースドライバがあるためなんとかなるようですが、nVidiaはそんなのがないので、nVidiaのグラボを利用している人は3Dデスクトップ効果を有効にできません。まぁかなり手の込んだことやれば可能らしいですが、時間が経てば今までのようにLivnaあたりが提供してくれるでしょうからそれまで待つのが賢明だと思います。Compizが無効になっているだけでなく、Screenletsも無効にせざるを得ないのが残念ですけれど。Plasmaで我慢しますかね。
また、なぜかKnotifyの音が周波数おかしい気がします。みょーに速いんですよね・・・。PulseAudioでは44100kHzで設定されるようですが、実はうちのカードは48kで受け付けているらしく、勝手に48kに直されています(起動時メッセージで確認)。それの影響かなぁとか思っていますが、はて速くなるもんなのかね・・・?
それほど困っているわけでもないのですが、なんか笑えますw その他の音楽や動画は通常通りに再生されているので放置します。
今回も思ったことですが、64bit版はいらぬ手間が増えますね。インストールする順番とかも気にしないといけませんし。アップグレードするにしても、YumではなくインストールDVDを使ってAnaconda使うとか、そっちの方が楽かもしれません。ただ、Anacondaは依存関係を完全には解決しない(正確にはアップグレードを完全にはサポートしない)ので注意が必要です。
結局、新規が一番いいということに変わりはないですね。
と、いうことで今回も綺麗に更新作業で丸一日を費やしました。まぁそれが一種の楽しみであるんですけれどね(笑)
あ、これは私だけかもしれませんが、Amarokの楽曲データを再構築する必要がありました。データベース自体は残っていた(MySQL)んですが、どのディレクトリを監視するかというデータがなくなっていたようです。たまたまかも知れませんけれど。
再構築しても以前のデータはなくなって居らず、ちゃんと引き継いでくれたので一安心ではありました。Amarokも更新はされたけど、なんか内部で変わったのかなぁ。エンジンは今まで通りPulseAudio経由で、Phonon経由じゃなかったと思ったけれど。
おっと、そういえばFlashに使われるフォントが変わってましたね。多分ですが、VLGothicになってます。以前はsazanamiだったので、かなり見やすくなりましたね。flashのライブラリは更新されなかったように思ったのですが、どのパッケージの影響だったんだろ。まぁフォントが見やすくなったのは良い事だ。nspluginwrapperのおかげかもね。
とりあえず、概ね満足はしています。時間が解決してくれる、というかそれしかない不具合も諸々ありますが、それはまぁ置いときましょう。
ただ、そういう状態ですのでとてもお勧めできるモノじゃないですね。Fedora9をインストールするおつもりなら、もう少し時間が経って、更新パッケージが充実してからの方が良いかと思います。
その頃にはFedora10の開発版がリリースされてたりして・・・w