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これまではScreenlets用にアプリを作り、それをデスクトップに並べて楽しんでいた訳ですが、最近のバージョンになって他のアプリのガジェットをScreenletsで利用できるように変換する機能を搭載したようです。
現在、Screenlets用に変換できるのは主に「SuperKaramba」、「Googleガジェット」の2つ。他にも色々あるみたいですが私の知らないものだったので割愛します(Googleガジェットのように、Web上で使うもののようでした)。
SuperKarambaについては、Screenletsのガジェットの中にSuperKarambaのガジェットを表示するというものがありました。それを取り込んだような形です。
そしてGoogleガジェットについてはLinux版Googleデスクトップですら実現していない機能を提供してくれることになります。動作状況については上記リンク先にある「LATEST NEWS」のカテゴリにて紹介されています。
具体的には「Google gadgets now run on Screenlets engine ...」、「SuperKaramba themes now runs on Screenlets engine ...」にてYouTube動画を用いて紹介されています。
実際に私も試してみました。が、残念ながら動作せずです。Fedoraかつ64bitという環境だからということかもしれません。件の動画はUbuntuで撮影されたものですので、Ubuntuなら動くのかも。
一応ログには
$ cat .config/Screenlets/GoogleDocsScreenlet.log
First workarround didnt work let run a second manual workarround
Your running fedora , make shure you have seamonkey installed
daemon already started
と書いてあり、Fedoraでも動くような感じはするんですが、動かないです。Seamonkeyもインストールしたんですけれどねぇ。動画では動いていますので是非とも動かしたいものです。
ちなみに、変換作業はめっちゃ簡単です。注意点として、GoogleガジェットをScreenletsに変換する際のガジェット名には日本語を使っちゃダメってくらいですね。起動に失敗します。半角の空白は大丈夫でした。
SuperKarambaのウィジェットについては正しく変換できました。これにより、SuperKarambaの遺産も利用できることになります。ただし、Screenletsは拡大縮小をすることを考慮してデフォルトではSVG形式の画像を使用することとなっていますが、SuperKarambaはデフォルトではPNG形式の画像がほとんどです。特に拡大は汚くなることがありますのでご注意を。
デスクトップを飾るガジェットツールはたくさんありますが、こうして他の形式のモノを変換して利用できるのはエンドユーザからするととても便利です。それぞれの遺産を手軽に利用できるのですから。
Linuxでの実績が固いのはSuperkarambaですが、Googleガジェットはユーザ数が圧倒的です。Screenletsのウィジェットは少々レパートリー不足に見えていましたから、この機能追加は滅茶苦茶うれしいですね。
とりあえず、Googleガジェットを動かせるように頑張ろう。Vista64bitでは動作しない、Flashを用いたGoogleガジェットがデスクトップで動かせるかもしれないぞ・・・。
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