2004年6月27日日曜日

廻転ドアの事故〜その後〜

<回転ドア>事故防止指針案は欠陥品押し付け ビル側が反発 Yahoo! News
いたましい事故だったので記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
そこで国土交通相と経済産業省がガイドライン案をまとめました。
「ビル管理者には(1)事故発生時に直ちに対応できる要員の配置(2)安全マニュアルの策定??などを求めている。」
とのことらしいのですが、ビル管理者側が反発。
「要員配置がないと安全が確保できない危険なドアを、設置させること自体がおかしい」
とのことですが、「ちょっと待ったぁ!!!」と言いたいです。
今まで安全確保なんてして来ずに設置していたと言うのに、いざ安全を確保できるようにしろと言うとメーカーに責任をなすりつける、それはちょっとおかしくないですか?
メーカー側はと言うと
「ビル管理会社の反発も理解できる。回転ドアが特別な商品ととらえられても仕方がない。だが、警備員を置いてもらうのはありがたいことで、安全対策がより万全になる」
とのこと。
メーカー側の話す通り、警備員を置くことで安全対策はより万全になりますよね。管理者側は警備員を置いたり安全マニュアルの策定にコストが掛かる、これを嫌がっている───そうとられても仕方がないと思いませんか?
実際、コストは掛かるでしょう。でも、それならそうとはっきり言ってしまって、そのうえで警備員を配置しなくて済むような商品をメーカーと協力して制作して行きたい、くらいのことを言ってもらいたいものです。
まるで自分のところには責任がないと居直っているようで、不快です。
メーカーさんにも安全な製品の制作を期待しますし、それ以上に管理者側にユーザの立場に立って考えて頂きたいものですね。

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