2007年4月17日火曜日

継続は力なり、とはよく言ったものだ

「あのとき、こうできていれば」
そう思った事は過去幾度あったか分からない。けど、その「あのとき」ってのがあるから、今の自分があるんだよね。過去に失敗した出来事から学んで、それを繰り返さないように心がける事。それは一度失敗しないとなかなかできない事だと思う。失敗する前から準備しておける人は、そうはいないんじゃないかなぁ。
もし、過去にその失敗をしていなかったら。そこから何かを得ていなかったら。その失敗は「今」起こって、「あのとき」体験していれば回避できた事柄が回避できなくなるわけで。
結局のところ、人間が体験する事柄、それはある程度決まっているんじゃないかと思う。なんて書くと、まるで運命なんて覆せないって言っているように聞こえるかも知れないけれど、それはまた違うと思う。自分の人生のシナリオを知っているなら運命なんて覆せないってことに"気付ける"かも知れないけど、実際にはシナリオなんてわかんない。
けど、"遅かれ早かれ"こういったことは経験する、ってのはあると思う。なら、早めにその出来事にぶち当たる事ができた、そう考えて、次に活かす方がよっぽど建設的じゃなかろうかと思うんだよね。
こんな私でも、役に立てたんじゃないかと思える。継続する事はただそれだけでも意味があるんじゃないかと思える。途絶えてしまうと、繋ぎ直すのは案外容易じゃないんだから。
例え10投げて戻ってくるのが1か2であったとしても。
継続は力なり、ってのはよくできた諺だねぇ。


中身が子供のままの大人が増えている。
よく、そういう言葉を耳にする。
じゃあ、それをそうと言ってしまえる人に訊いてみたい。
だってその人は大人なんだろうから。
大人になれば、このモヤモヤとした気持ちをうまく処理できるんだろうか。
なんだかよくわからなくて。
でも決して無視できなくて。
自分自身でもどうしていいかわからないこの気持ちの在り処を、置き所を、大人はどうやって解決しているのだろうか。
俺は多分、子供ではないと言い切りたくて。
でも大人ではないと気付いてしまっていて。
だから大人に訊いてみたい。
俺が、今、立っている理由はいったい何ですか?


いつか、届く、あの空に。 巽 策
桜守姫 此芽編にて。此芽編に限らず、策は達観してるよなぁ。解対のおかげってのもあるかもしれないけど、それを活かすも殺すも本人次第だし。私は自身の特性を活かせてるのかしら?^^;

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