今日は法事でした。久しぶりに親戚の方々と顔をあわせたので楽しかったです。
私の家系は(特に父方)親戚同士の繋がりが非常に強く、集まると話が弾みます。
親父たち曰く、そういう場に私のような若い人間が参加するのはとても嬉しいそうです。やはり、自分達もこうした親戚間の繋がりが強いことが非常に嬉しく、できたらそれを残していきたい、そう思っているみたいです。でも、それを強制したくない、強制して残るモノじゃない。だからこそ、自分から輪に入って、分からなくてもいい、おっさんおばさんがなんぞわけの分からん事をベラベラ喋っとると思っていてもいい。輪に加わることが大事なのだ、そこで見聞きした話からほんの一部分、自分が為になると思った事を感じとってくれればいい。そう話していました。
実際、今日は親父たちの幼少時代の話に花が咲いたので、私はキョトンとしてました。でも、そこから昔の親父たちの生活が窺え、苦労が垣間見えました。そういった生活があって、今があるのだ。そう思うと、やはり少し考え方も違ってきます。親父が酒をのみながら私にそんなことを語ると言った事は家ではなかなかありません。でも、親戚同士が集まる場だからこそ、そんな話が出来る。それは、とても素晴らしいことだと感じています。
私の両親は鹿児島出身で、結婚してから兵庫県へ引っ越してきました(それ以前は東京の方へ働きに出ていたそうです)。親父の姉も兵庫県でしかもそう遠くない(車で20〜30分程度)の場所に住んでいます。その姉のご主人は兵庫県の出身で、そちらの家系ではこの家系ほど親戚付き合いはなかったそうです。なので、親父の姉と結婚して、何か事ある毎に親戚が集まって酒を酌み交わす、その慣習に驚き、そして羨ましく感じたそうです。
私もこの慣習は素晴らしいことだと思っています。親が健在の時には叔父、叔母とも繋がりはあるかもしれませんが、親が亡くなって10年以上経つのに電話で話したり実際に会ったりする、そんな親戚付き合いはなかなか無いことでしょう。
残念ながら、今日参加した私の世代(私の従兄弟世代)は私一人でした(法事の当家を除く)。できたら私もこう言った付き合いは残していきたい、そう考えてはいるのですが、私一人でどうこうできるものでもありません。ほんと、難しい問題ですけど、できたら残していくという努力をしようと思います。
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確かに、親戚が近所に住んでいるというのは大きいですね。私の場合、集まる親戚のほとんどが同じ地区(市内というより、地区w)に住んでおり、すぐに集まれます。
また、どこかご馳走を食べ、といったお金のかかることはほとんどなく、誰かの家に集まることがほとんど。せまいのはせまいですが、やはりそれはそれでよいものがあります。
せっかくなんだから、会って酒飲んでご飯食べてわいわいやるのも、いいですよね^^。