いよいよデスクトップ検索が盛り上がってきましたね。Appleの新OSであるTigerに導入された『Spotlight』、そしてMSNのデスクトップ検索、Windows次期OSのデスクトップ検索機能にGoogleのデスクトップ検索ツール。始めのインデックス作成に時間が掛かりますが、一度インデックスを作ってしまえばファイルを追加、削除しても自動更新してくれるので気にならないそうですね。
これでファイルの整理から開放され、さらには掘り出し物まで見付かるかもしれない。メールも検索対象に入るようですが、スパムメールが問題となっている今、メールボックスのスパムを除いたメールだけを検索対象にする位の設定が出来るよとさそうですが。どうなんでしょ?
ただ、世の中便利なものにはやはり注意しなくてはいけないこともあるものです。デスクトップ検索で埋もれていたファイルを高速に検索して見つけ出すことが出来た!Happy!と思っていいのは個人PCでそれを自分だけが使う場合のみでしょう。デスクトップ検索は自分にとってはとても都合がいいです。そして、それは他人に取っても(というよりも悪意ある他人)都合がいいのです。手間、省けますよね。どこにファイルが保存されているか知らなくても、検索したら出てくるんですから。しかも短時間で。インターネットカフェや会社のPCにはインストールすべきではないでしょうね。これはGoogleデスクトップ検索ツールの話ですが、ファイルを削除していてもキャッシュは別に保存されているため内容を閲覧することが出来ることもあるそうです。「見られてはまずい!!!」とファイルを削除してもキャッシュで閲覧されては意味がありません。
また、WindowsXP Proにはデスクトップ共有機能があり、さらにデスクトップの制御を相手に委ねることが出来ます。相手が検索を掛けることが出来てしまっては、何かと問題ではないでしょうか。
インデックスに含めないディレクトリなどの設定は可能なようですが、やはり注意するにこしたことはありません。便利になるのは間違いないですが、それはクラッカーや悪意あるユーザにとっても同じ事なんだ、ということを覚えておいて損はないと思います。
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narkejpさんこんばんは。
はい、私も朝日新聞土曜版beの記事を読んでこれを投稿しました。
Linuxにもいくつかファイル検索のツールは出ていますが、どちらかというとfindコマンドであったりlocateコマンドで検索を掛ける方が主流ではないでしょうか。一応ファイルマネージャに検索機能がありますが、使いませんねぇ。それ以前に、探しているファイルがどこにあるか位は分かる程度に整理してますから(笑)
まぁ、データマイニングという考えに立つと、検索ツールも面白いと思います。