つい先日Fedora Core 2 Linuxがリリースされました。さっそくインストールしたんですが、そのリリースノートを見てびっくり!!!
なんと、フルインストール(全てのパッケージをインストール)したとすると全部で6.9GB!!! こりゃかなりの重量級です。RedHat系列はどちらかと言うと節操が無いと言われてしまうくらいさまざまなパッケージを含んでますからねぇ。他のLinuxディストリビュータに比べるとかなり重いです。逆に言えば、最初からほぼ望みのパッケージを揃えることが出来るとも言えるんですが。
さらに、推奨動作スペックの中でメモりは256MBとなっておりました。これじゃWinXPとなんら変わらん(汗
実際、FC2に搭載されている統合デスクトップ環境のGnomeとKDEはそのどちらもがかなり見た目に凝って来ています。GnomeはWindows、KDEはMacよりと言えるかも知れません。
また、インストールCDに含まれているパッケージの内容もマルチメディアに関するものやグラフィックに関するものがとても充実して来ました。実際に使ってみて頂ければ分かって頂けると思うのですが、見た目にはWindowsと変わりません。インストールしてすぐ(ちょっと設定がある場合もありますが)ネットも繋がりますし、チャットも出来ますし、音楽も聞けます。DVDに関しては別でアプリケーションをインストールしないと行けないですが、オフィスソフトなんかは最初から入ってます。インストールしてすぐにWordやExelの文書を扱えるんです。
でも、Linuxをインストールするのは難しいかも。Windowsを使っていても聞き慣れない言葉が多々出て来ますし、せめてWindowsを新規でインストールしたことがある人くらいでないと全く分からないかもです。
んじゃ、なんでそんなめんどうなOSを使っているのかと聞かれると、やっぱり楽しいからだと思います。Windowsだってもちろん楽しいんですが、Windowsだと当たりまえに出来ることがLinuxでは案外難しいことも多々あります。それを頑張って自分で調べて解決して行くのがホント楽しいんですヨねぇ(笑) Windowsでもフリーソフトは山程あると思いますが、Linuxはフリーが原則。自由にDLして自由にインストールできて自由にカスタマイズできます(私はカスタマイズできる程知識が無いですが(汗))
うーん、言うなれば「車はMT車に限る!!!」っていう感覚に近いものがあるのかも。AT車なんてほんとギアを前後させてアクセルとブレーキを使うだけで運転できるって言うのに、あえてMT車に載ってる人はどれだけ居るでしょう? Linuxだって同じです。WindowsならFlashを使ったページだって何もしなくたって見れます。でもLinuxのブラウザではプラグインを自分でインストールする必要があるんです。
でも、そこを自分でやるからこそ見えて来る部分も多いんですよね。自分で設定をしていくことによって段々とLinuxの流儀と言うものが分かって来たり、フリーソフトをDLしているうちにそれらを管理しているコミュニティの素晴らしさに気づけたり。
多分、私はWindowsしか使ってなくて、Linuxなんてものを知らなかったとしたら、今ある(PCに関連する)知識の半分位は知らなかったでしょうね。Blogも興味を持っていなかったかも知れません。 それくらい、PC関連にのめりこませてくれたきっかけでもあります。
これからも、どんどん重量は増して行くんでしょうが(苦笑)、Linuxと付き合って行きたいですねぇ。
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