LinuxのウインドウマネージャとしてKDEと双璧を担うGnome。
RedHatはバージョン8の時、Gnomeのバージョンを2に更新しました。
これにともない、GTKのライブラリもGTK2に更新されました。
しかーし!!! このGTK2と、日本語入力ツールであるKinput2が実はとっても相性が悪いんです!!!
Kinput2はLinuxで日本語を入力するためにはほぼ必須のツールなんですが、Gnome系のアプリケーションを使っていると日本語の変換時、変換ソフトが落っこちてしまうんです。
これ、最初にこの症状に見まわれたときは意味不明だったんですよ。
しばらくしてからGoogleで検索してみると、どうやら相性が悪いと言うことが分かり、対処法としては最新版のKinput2にアップグレードすること、とあったのでその通り最新版にアップグレードしたところ、無事症状は収まりました(後に設定ファイルに少し追記するだけで対処できる方法も見付けました)。
そしてそれはRedHat9になっても残ってたんですよね、バグが。
しかし、私は既にそれの対処法を知っていたので、家で使うときには何も困りませんでした。
…しかーし!!!
この度大学のPCが一新されてRedHatが投入されたんですが、そいつのバージョンはおそらくRedHat9!
見事にバグが再現したわけです(泣) 完璧にそのバグなんて忘れて使ってたので、ちょっとショックでした。
でも、もう対処法は知っていますから、ちゃっちゃとこんな環境を打破しようと思ったそのとき!!! はたと気付いてしまったんです。ここは大学。当然、私に与えられる権限は一般ユーザ権限。
Kinput2をアップグレードできるわけもなければ設定ファイルを書き換えることも出来ない
がー!!! 困った。これではLinuxOSと言うのはとっても不安定なOSだって勘違いされてしまうよぅ!!!
RedHatはデフォルトではGnomeでログインするしなぁ。 私はKDE大好き人間なのでGnome系アプリはほとんど使わないのでダメージ少ないですけど、Linuxなんて家では使ってないよって言う人は標準でログインするでしょうから、いきなり日本語入力が出来なくなったらショックでしょうしねぇ。
うーん、今回大学のPCを一新した人はRedHatの現状をあまり知らない人だったのかな? 近いうちに教授に話をしてみよう…。
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